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やりたいことはまだ見えないけれど、私は一歩ずつ進んでいく

5月頃からようやく一人暮らしを始めました。それまではいくつかのゲストハウスを渡り歩き、宮古島でたくさんの人たちと出会いました。宮古島は小さな島で、飲みに出ればかなりの確率で知り合いと会うことになります(^^;あるいは知り合いの知り合いだったりと、不思議な縁で繋がることが多く、まるで「一人なのに一人じゃない」そんな感覚を持てる島でした。でもそれだけ人の目も近いからか、時には自分の知らないところで噂も飛び交って…少し窮屈に感じることもありましたww

一人暮らしを始めてからは、興味があった分野(デザイン関連かな?)で働く機会に恵まれました。正確にはお手伝いのようなアルバイトでしたが、好奇心が強かった私は「ここにいたらきっと成長できるかも!」と期待していました。しかし実際には、何をやっているのかよくわからず、疑問が次々と出てくるばかり。社長さんやスタッフの方々も優しくて素敵な方たちでしたが、自分が求めていたものとは少し違い、いつの間にか少し距離ができてしまったんです。

その後は、行きつけの飲食店で知り合った女性社長のもとでお世話になることに。パワフルで母親くらいの年齢の方で、色々と面倒を見てくれました。この方との会話で、ふと気づかされる言葉をもらったのをよく覚えています。「自分の中で『きっとこの人はこう思っているだろうからこうしよう』と気を遣うのもいいけど、相手が必ずしもそう思っているとは限らない。だからそれはエゴだよ」という一言。

実は、以前Yからも同じようなことを言われたことがありました。でもそのときは受け入れられなかったのに、今回はその言葉の本当の意味がすっと心に入ってきたんです。不思議ですよね。Yにも、そして教えてくれたこの方にも、自然と感謝の気持ちが湧きました。

そして気づいたのは、「自分が本当にやりたい」と思うことじゃないと、やっぱり続けられないんだなということ。私がこの仕事を選んだ理由も、どこかでYに認めてほしいとか見返したいという思いがあったのだと思います。Yが「間違いない」と言っていた分野や資格だったからこそ、つい「これなら認めてもらえるかも」と思ってしまったんです。でもやっぱり自分の本心から「やりたい」と感じられることじゃないと、成し遂げられないんだと、あらためて実感しました。世の中には、見返したい気持ちを力にして成長している方も多くいるかもしれませんが、私はやはり「自分のやりたいこと」に向き合うことで力を発揮できるのだと思います。

それでも、不思議なことに、このとき気づいたはずなのに、また同じことを繰り返している自分がいるのも事実です(笑)この学びもきっと、これからの私に役立っていくのだと思っていますが…

4~5年前の宮古島での経験が、今こうして振り返ると、今の自分の原点にもつながっているのかな、と感じます。当時も今も、正直「本当にやりたいこと」がわからず、興味が変わり続けてばかり。それでも、経験を積み重ねてきたからこそ、今こうしてフリーランスとして一歩踏み出そうとしている自分がいます。

いまもまだ「これが私の道!」と断言できるわけではないけれど、自由なスタンスで挑戦を続けながら、もっと自分らしく自分のやりたいことに素直に向き合っていけるはず。このnoteも、そうした“自分探し”の一環として綴っていきたいと思っています^^💙いろいろと模索しながらですが、きっと大切な何かにたどり着けると信じて進んでいきます。w

と、まだまだこれも5年前ぐらいのお話です。w

続く…


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