マジックの進化とお客さん。
マジックは進化してます。
新たな現象や、今まで見せれなかった所が見せれる様になるなど、日々進化してます。
現場のマジシャンに話を聞く。
僕『何がウケますか?』
マジシャン「シカゴ・オープナーやビドル・トリックです」
僕『何か違う方法ですか?』
マジシャン「いいえ。普通のやり方です」
お気付きでしょうか?
マジックの進化はマジシャンに対しての進化が多いです。
それに対してお客さんはどうでしょう。
マジックを見るのが初めてで、テレビでやってるを少し見た事ある位がほとんどです。
テレビで見たマジックもほとんど覚えてません。
タネ明かしをテレビでしていても、一週間もすれば忘れてます。
つまりお客さんは進化をしてません。
この差がマジック界と現場の差になります。
この差は埋まることはありませんし、埋める必要もありません。
この事を理解した上で、マジックを演じる時、何を選んで演じますか?
この事を理解した上で、「こんな感じのマジックが良いのでは無いか」と思ったマジックで、演じ慣れてる物はありますか?
「演じ慣れてないからやらない」なら、ずっと演じないのでしょうか?
考え方や、何かに気づいた時に、切っ掛けが生じます。
その気付いた事が、今まで自分がやってきた事が間違いだったと思った時、その間違いを無視したり、プライドが邪魔して、人や自分に言い訳して、切っ掛けを無かった事にしますか?
こうやって考えると、マジックってその人の考え方が影響してきますね。
僕自身、お客さんに演じる手品は、古い物が多いです。
自分の考えた手品も演じます。
ふざけた手品を混ぜながら。
何故、混ぜて演じるかと言うと、いくつかの理由がありますが、その辺りはまたの機会に…、書くかな?
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