2023年ライブ・コンサート 振り返り
2月 Peter Gallway & Iain Matthews
3月 Jackson Browne
4月 The Doobie Brothers
9月 Karla Bonoff&Livingston Taylor
10月 Nick Lowe
11月 Daryl Hall &Todd Rundgren
12月 ウクライナフィルハーモニー管弦楽団
思いのほか多くのライブ・コンサートに行けた2023年。
報道記者として働いている身としては、ここまでいくつもの公演に行けたことは、かなり運がいい年だったと思います。(3月のJackson Browneだけは有給をとりました(笑))
他県での公演の時は日帰りも多かったですが、疲れていてもフットワーク軽くしていれば、そして休日が合えば、ライブにも行けるなと感じました。
今年も様々なアーティストから心躍る時間と感動をいただきました。
noteに書いていなかったライブについて、ちょっとずつ振り返っておきたいと思います。
3月のJackson Browneは有名曲のオンパレードなうえに、声の通りが最高。欲を言えばキリがありませんが、ファーストアルバムが一番好きな私は「Jamica Say You Will」 を聴けたらパーフェクトだった。(笑)
しかし、「Late For The Sky」→「The Pretender」→「Running On Empty」とライブ後半で名曲が続いたときは、こんな楽しいことあるかと、若干ハイになったのを憶えています(笑)
有給を申請した甲斐がありました。
4月のThe Doobie Brothers。これは確か、たまたま仕事が休みになって、当日券で行きました。あまり彼らについて詳しく知らず、新譜を聴いたら良かったので行ってみたところ、大当たり。あれこそロックなエンターテイナー集団という感じでした。トム・ジョンストンも絶好調だし、パット・シモンズはジャンプしまくってるし、マイケル・マクドナルドは声がさらに太くなってるし、なんといってもマーク・ルッソというサックスプレーヤーを初めてお目にかかったのですが、すごかった。キレキレなリズム感にハイトーンでのロングトーンでこの人にかなう人いるのか?と思うくらい迫力のある演奏をしていました。このライブからドゥービーはフェイバリットバンドの一つです。
10月のNick Loweは仕事の休みがずれて急遽行けることになったから行ったような気がします。チケットの残りが少なく、正直あまり良い席とは言えず、落ち着いて楽しめなかった記憶があります。
しかし、目の前で見るパブロックの大御所の姿はやっぱりかっこよかった。ギター一本であれだけ一つの世界観を作り出せるのかと、ピーター・ゴールウェイのライブの時と似たような感覚を憶えました。
Tokyo BayやCruel To Be Kindを生で聴けた感動は大きかったです。
このライブ前から彼の伝記的なものを読みながら彼の曲を聴いて楽しんでいます。
12月のウクライナフィルハーモニー管弦楽団も、1週間前くらいにその日が休みに決まり、ベートーヴェンとドヴォルザークの第九を演奏するというので行くことにしました。
実は、私はそこまで詳しくないのですが、幼少期にピアノをかじった影響もあってか、クラシックも好きで、大学時代はよくサントリーホールなどに足を運んでいました。アメリカ留学中はカーネギー・ホールに行きたいというだけで、あまり有名でないピアニストのコンサートにも行ったりもしました。(今考えるとカーネギーでやるくらいの人だから凄い人だったかも…)
話はそれましたが、このウクライナフィルの公演はとても感動しました。
特にバイオリンなどの弦楽器の音が繊細で美しかった。対して金管楽器は力強さが印象に残りました。
終演前にはステージ上で奏者がウクライナの国旗を掲げ、共演した日本の合唱団から「Prayer for Ukuraine」という歌を送られると、奏者たちは涙していました。
売り上げが寄付になるという、ベートーヴェンの第九が収録されたCDを買いましたが、最近もたまに聞きたくなる美しい音色でした。
ウクライナでの戦争が以前よりも身近な問題として感じさせられるきっかけになった公演でした。一刻も早い終戦を願います。
来年も仕事と良いバランスを取りながら、やるときはやる、楽しむときは楽しむ、の精神でいろいろなライブに足を運びたいと思います。
来年はクラシックのことも勉強しながら、noteに書いていこうかなとも思います。
振り返ると、ライブに行ったのは休みがたまたま合った時だったことがわかり、
どうりで良い席で見たことがないわけだ、と納得しました。(苦笑)
2024年は今しかできないことを、自分の価値観の物差しで測りながら、精いっぱいやっていく年にしたいと思います。