おれを救ってくれた恩師の言葉
つい最近、人生の中でかなり辛い思い出がフラッシュバックしてきたから書くことにしました。
俗に言うイジメに近い事かな。
小学校高学年の頃です。
いつも男5人の仲良しメンバーとつるんでいた。
放課後も塾も一緒だった。
みんなで色違いの財布買って使ったりさ。
本当に毎日楽しかった。
しかし突然、彼らはおれを無視するようになった。
理由は分からない。
いや、理由はきっとあったんだと思うんだけど20年経った今でも分からない。
近寄ると4人で逃げていく。
今日遊べるって聞いても、無視か無理と一言。
無理と言いつつ4人で遊んでるし。
特に他に仲のいい人なんていなかったからそれからはずっと1人。
登校も下校も放課後も。
こういう時ってなぜか分からないけど親にバレたくないって思うんだよな。
子供ながらに心配させたくない、申し訳ないって感情。
毎日辛いしこれが親にバレるなら死んだ方がマシっていう感情も当時あったかな。
だからイジメが原因で亡くなる子のニュース見ると痛いほど気持ちがわかる。
おれの様子が変わってからも担任は気づかない。
それか見て見ぬ振りなのか。
親は心配して遊びに行かないのと何度も聞いてきたけど今日は漫画を読みたいとか野球選手になりたいから練習してくると嘘をついて誤魔化してバレる事はなかったよ。
そんなある日突然、副担任に呼び出された。
最近暗いぞ、何かあったのかと。
咄嗟に何もないです、最近疲れててーあははー。
副担任は恐らく気づいてたんだよね。
そして最後にこんな事を話してくれた。
どんな人も平等なんだ。
楽しい時人はどうする?
ハッハッて笑うだろ?
8×8=64
悲しい時人はどうする?
シクシクと泣くだろ?
4×9=36
64と36を足すと100になる。
人生は100でできてる。
36の割合で悲しかったり苦しい事が起きるけどその後には64の楽しい事、嬉しい事が必ず訪れるようになっている、だから前を向いて自信を持てと。
この言葉が本当に支えになり乗り越えられた。
大人になっても辛い時思い出している。