【読書感想】ブランド人になれ
作者 :田端信太郎
発売日:2018年7月
作者経歴
1975年石川県生まれ。大学卒業後、NTTを経てリクルートへ転職。フリーマガジン『R25』を立ち上げる。2005年にライブドアへ転職しlivedoorニュースを総括。その後もLINEでの役員経験を経て、現在はZOZO室長。
何も知らない金魚であれ。
金魚鉢理論というものがある。思い込みにより、無意識的にチャレンジ精神を失い、これを『学習性無力感』と言うらしい。時には無知であることが組織の殻を破るプラスに働くこともある。
サラリーマンはノーリスク
会社の資金で新規事業を起こせるサラリーマンはノーリスク。最悪クビ程度で自分の資産や命まで取られることは無い。新規事業にチャレンジしない選択肢はない。
売り上げよりもインパクト
売上を上げても、社内評価で終わってしまう。会社の外の世界を意識する人間であれば、社外にも響くインパクトを重視すべきである。
まずは何でもやってみる。
流行りのものは、何事も経験してみる。集計されたデータを分析するだけでは本質は見えてこない。
Twitterを活用せよ。
フォロワー人数と自分の価値は比例する。まずは千人を目指そう。株の複利効果のように、指数関数的に伸びていく。フォロワーが一万人を超えると一人前。会社を辞めたとしても次のオファーが来るようになる。
感想
私の一つの目標に『会社に依存しなくても生きていける人間になる』というものがあります。その指標として、『40歳までに年収1000万、会社の給料とそれ以外での収入比率は5:5』を目指していました(私は現在37歳です)。
ただ、この数年で状況が大きく変化しました。コロナやウクライナ情勢による物価上昇により、当時の想定以上の生活コストがかかるようになり、人が担っていた仕事が機械に置き換わる、又はやらなくなるという動きが加速していると感じています。
相関的に、求められる人一人の価値も高くなり、個人レベルで淘汰される時代に本格的に入ったとも感じ、危機感を持っています。
会社にいない時間をどう過ごすか、より重要だと考えるようになりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!