クレイジーフォーユーについて書いてみる①
・クレイジーフォーユーというミュージカルが大好き。
初めて観たのは、大学3年の春休み。ひとり旅で訪れたロンドンだった。
・その日は昼にバッキンガム宮殿の衛兵交代を見に行く予定だったのだけれど、前日前々日にオペラ座の怪人、CATSを観て、テンションが上がっていた。「もっとミュージカルを観たい!」
ひとり旅の気楽さで、街なかに引き返し、何だか楽しそうな看板の出ていたクレイジーフォーユーを観ることにした。日本でいう3階席のチケットは当時日本円で2000円足らず。安いなあと思ったのを覚えている。(今はもっと高いだろうけど)
幕が上がる前、場内が徐々に暗くなりovertureが流れ始めると、前の席の学生風の女の子2人連れが顔を見合わせながら首を振ってリズムに乗っている。それを観てすごくわくわくしたのを覚えている。そこから始まった舞台は底抜けに明るくて楽しくて、英語が全部理解できなくても十二分に楽しめるものだった。
・日本に戻って、劇団四季がクレイジーフォーユーを演っていることを知り観に行った。その頃は専用劇場がなくて日生劇場だった。もちろんボビーは加藤敬二さん、ポリーは保坂知寿さん。その後何度も観ることになった。何回観たかは数えていないけど、50回は観ていると思う。
・ロンドンでの初クレイジーフォーユーから1年後、今度は卒業旅行でヨーロッパを回った際に最後の都市をロンドンにして友人と一緒に観に行った。その時は奮発して1階席で観た。5000円ぐらいだった記憶。(しつこいけど今はもっと高いと思う、円安が悲しい)
付き合ってくれた友人とはその後日本でも何回か一緒に劇団四季版を観に行った。わたしの大切な青春の想い出。
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