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【LAP ジェンダー単元復習】

7月2日(日)講師:INVITATION松田美幸さん

LAP対面講義の感想

初めてのLAPでの対面!
ウキウキした気持ちで北九州から博多に向かい、画面上であっていた仲間と対面で会えたことの嬉しさを感じました^^
最初は話しかけていいのか分からず、もじもじしていましたが、みんなさん話すと優しい方ばかりで安心して話せる場だな〜と。

講義前の自分を振り返る

まず、ジェンダーについては、大学のゼミの研究の中でも触れていた分野だったので、自分はある程度のことは理解できるだろうと思っていた。
だが、ジェンダーについて同じチームメイトとの意見交換を経て、自分だけでは想像つかなかった、多様なジェンダーの見解が生まれた。
これまでは、ジェンダー問題の現状を調査するばかりで、ジェンダー問題の要因や、ジェンダー問題に対して他者がどう考えているのかなど知る機会はなかったため、今回のチーム活動を通して、新たな気づきがとても多かった。


ジェンダー講義を経ての感想

この講義を経て自分は何に対しても他人事のように捉えていることを痛感した。

まず、冒頭で観た特権の動画を視聴し、自分は特権により何不自由なく暮らしてきたのだろうと痛感させられた。
同じ人間なのに、なぜスタートが違うのだろう。
自分の当たり前ってなんだろう、平等ってなんだろう、と心の中で自問自答を繰り返した。
人間は自分が基準で物事を判断してしまう。
私は自分さえ良ければそれいいと思っていたが、動画を視聴した後そんな他人事のようには思えなくなった。
とても難しいことではあるが、みんなが同じスタートの場に立てるような世界になるよう、自分も何か貢献していきたいと思った。

スポーツでのジェンダー問題について、
今回は、アメリカの女子サッカー代表の例で、
とにかくあの数分間の動画に圧倒された
ジェンダーの問題において、我慢なんてする必要ないんだなと思わせてくれる動画だった。
私だったら、どうせ無理だろうと何もせずに諦めていたと思う。
でも、彼女たちは平等を訴え、結果で民衆を味方にし、ジェンダーの平等を実現させた。
同じ女性として、ジェンダー問題に立ち向かうその姿にとても感動しました。

また、近年では、新体操というスポーツにおいて、ユニフォームに布を増やし、体の露出を控えた服装での出場が認められるようになったことが有名だ。
このように、少しずつ、スポーツにおいてのあらゆるジェンダー問題が解決されてきているように感じる。

女性管理職の問題について、
チーム発表の中でも積極的な議論が行われていたが、
女性管理職の割合が特に日本は低く、この現状を変えるためにクウォーター性や
女性が活躍できる制度の導入などさまざまな意見が出ていた。
この問題に対しては、欧米などと比べて日本は、国での対策というより、企業での対策が多い。
そのため、いまだに、会社の管理職の割合の多くを男性が占めているのではないかと考えた。
この状況を改善するためには、今後、日本はもっと大胆な対策を練っていくべきだと考える。

ジェンダー講義を経て生まれた疑問

政治に女性を積極的に参加できるような制度をどのチームも提案していたものの、それが果たして本当にジェンダー問題の解決につながるのか疑問に感じた。特にクウォーター制を取り入れることにより、また別の問題が起きてしまい、その問題をどう対処するのかが疑問に感じた。この講義の中でも、議論されていたが、女性が管理職になることで、男性の管理職希望者の不満が生まれるのではないか、この問題をどのように解決していくのか。

ジェンダー問題を解決するためにクウォーター制を取り入れた先に生まれる問題に対してどのように対処していくのか、そこまで考えた上でこの制度は取り入れるべきなのではと考える。


また、子どものジェンダー教育についても疑問を抱いた。
チームでのミーティングの際に自分は幼少期の子どもに対してジェンダー教育を行うことを提案した。今の私たちよりも上の世代の人は少しジェンダーに対して、理解が疎いように感じる。それは、戦後の生活、文化等の影響もあり男女の格差が明確に示されており、それが当たり前だと思って今まで生きてきているから。中々この人たちの考えを変えることは難しいように感じる。それよりも今後の未来のために、小さい頃からジェンダー教育を行い、大人になってもジェンダーの問題に対して抵抗なく向き合えるよう子どもを教育する方が効果的なのではと考えた。しかし、他のチームからの意見で、子どもの教育とはどこまで行うのかという質問に対し、そこまで具体的に考えられておらず、言葉に困った。
子どもに教育する以前に、その教育を行う立場である、親や学校などの教育施設等の教諭がジェンダーの問題について理解し、子どもに対してジェンダーの伝え方を工夫する必要性があることに気づいた。ジェンダー教育が当たり前のように扱われるようになるのには、子どもたちだけでなく、親世代の理解も必要なのだと考えさせられた。

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