「コーチングなんて胡散臭い」と思っていた私の気持ちが動いた時の話
こんにちは。メリカーです。
私は2024年春からCTIジャパンでコーチングのトレーニングを受けつつ、
国際資格の取得を目指して日々コーチングの研鑽をしています。
いきなりですけど、コーチングって胡散臭いと思いませんか? 私はかなり怪しい、そして胡散臭いと思っていました。
初めてコーチングを体験したのは2023年の冬。コーチングに心のアンテナが立ってから2年もの歳月が経っていました。 興味はあるくせに行動を起せない当時の自分はこう思っていました。
今思えば、「そういう思考回路だったから人生につまづいちゃったんだよー」と当時の自分に言ってやりたい。 当時の私の思考回路はこんな感じ。
数字で表せる結果が全て
感情論はNG
完璧主義
当時の生活について書いた記事がありました。こちらです。怖い。
当時の私はとにかく自分の気持ちに向き合わない、能面女でした。仕事と家庭を回すのに忙しくて、ただただ毎日To Do Listを消しこんで終わる生活。
パンデミックで地方に引っ越したので、知り合いもおらず、話し相手もおらず、ロボットみたいに感情に蓋をして毎日をこなしていました。
パンデミックだから仕方ない、とにかく今は忍耐・忍耐。そのうちパンデミックも終わり、生活も元に戻っていって。
生活環境の変化に気持ちがついていけないのと、今まで無理して溜め込んでいたものが溢れたのとで、バグりました。
そして、紆余曲折があり体調を崩して会社員を辞めました。
会社員を辞めたあと、しばらくゆっくりして自分を立て直したけれど、結果が全てという思考で凝り固まっていたから、独立して収入が下がってしまった自分を受けいれられなかったのです。
収入の額=自分の価値
そう思っていたから、自分を受け入れられず自分を呪いました。間接的に辞める原因を作った夫を恨みました。本当は当時やっていた仕事ではもう心が満たされないと気づいていたのに。。
そんな中、しばらくしてCTIの体験会に参加することになり、参加者の前で講師(リーダー)のデモセッションを受けることになったんです。
ぽつぽつと自分が気になっていることを話始めると、講師の方が全神経を私の内面に傾けているのを感じました。そして温かく受容されていることを感じました。
うわぁ。。。。
気づいたら、目に涙が浮かんでいました。もう何年もこんな風に誰かに話を聞いてもらったことがなかったから。
その後、私がどう感じたか? 多分しばらくまだ胡散臭いと疑っていましたね。 人の思考パターンってそんな簡単には変わらないんです。 一回の体験で考えが簡単に変わったら、それこそ胡散臭いな!って理屈っぽい私は思います。
ただこの体験から自分の内面がちょっと変化したことはわかりました。ずっと封印していた自分の感情。誰かに聞いてもらって受容されたと感じたら、ふぅ〜と軽くなって、もっと行動したくなってきたんです。
ここまで読んでくれた人、やっぱりスピリチュアルじゃん、って思いますよね、きっと。
もしくはカンセリングかセラビーの話なのかと。
そう、確かにそう。 でもその時思った。 壁打ち相手、人との繋がり、そういうのビジネスでも必要だよな、と。
当時私はスタートアップ企業の立ち上げなどに関わっていました。0→1フェーズのスタートアップ企業に参加するのは、まるで4〜5人で小船に乗って大海に漕ぎ出していくような不安定なものです。
正解が見えない挑戦をしているから、不安や焦り、疑問、違和感、そういうモノが当然湧き出てくるはず。
でも誰ひとり自己開示せず、意見交換せず、事実の報告だけ。そういう組織には閉塞感が漂い、業績が上がらず、社員がどんどん辞めていきました。
CEOが辛そうなのがわかりました。
シンプルにみんな孤独だと思った。
ビジネスでは感情をコントロールすることが大切。
自分は正しくコントロールすることができなくて
感情を無視しておかしくなってしまった。
知りたいことは、カウンセリングなのかコーチングなのかよくわからない。
でも、きっとあの人たちの役に立つだろうなぁ。
当時の私はそう思って、とりあえずコーチングの勉強をすることにしました。
まだコーチングのことを全く分っていませんでした。これからこのnoteで私が発見したこと、実践してしてよかったことを綴っていく予定です。