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やっぱり奇跡なんだよ妊娠って

2022年7月。
結婚2年目
私34歳、夫32歳。

そんな不妊治療なんて....まだまだ平気じゃない?と言われる中、とりあえず産婦人科に行こうと通い始めた。
"子供が出来て預けられるようになったら仕事をしよう"という結婚前からうっすら考えていた計画が、全く進まないからである。

授かり物だから仕方がない。
だけど、プロの意見も聞きたいじゃない?
今思えば少しライトな気持ちで、不妊専門ではなく産科もある産婦人科を選んだ。

そう、すぐ出来ると思っていたのだ。


タイミング法も、人工授精もだめだった。

早めに体外(受精)に移行したほうがいいとの主治医の助言もあり、不妊治療専門クリニックへ転院。

転院後、子宮卵管造影検査を受けたのだが
これがめちゃくちゃ痛くて大人気なく泣いた。
看護師さんが私の異変に気がついて私の手を握ってくれる神対応で余計泣けた。
ちなみに、35年生きてきた中で歴代ダントツトップの痛みである。

結果は
子宮内の筋腫か何かによって、片方の卵管が塞がっているらしい。
そりゃ痛いわけだ。

妊娠する確率もこれでは1/2
手術をして卵管を通すかそのまま行くかを聞かれたのだけれど、手術をしても自然妊娠の確率はそんなに劇的に上がらないという言葉を聞き、片方の卵管に懸けることにした。


2023年7月。
私35歳、夫33歳。
転院後も人工授精を3回程挑戦し、いよいよ体外受精へステップアップ。

未知の領域なので不安でいっぱいである。
逆にネットで色々検索せずクリニックへ行き、看護師さんから自己注射の説明を受けた。体外受精をするべく、自己注射の恐怖に打ち勝ち薬の副作用に苦しみ採卵手術。

採卵結果 3個

うそでしょ???

ネットで色々調べてなかったにせよ、まさか3個だとは思わずショックを受けた。
もうネット検索魔降臨である。

とりあえず今後の事を調べたが、採卵した卵子はなんらかの色々な影響を受けて受精しないこともあるらしいと。

え?もっと減るってこと??

今まで色んなタイミングで "期待しない" というフレーズを呪文のように繰り返し唱え、自分をショックから守ろうとしてきた私は

無意識に 「期待しない期待しない期待しない」 と言い始めていた。

つづく。

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