見出し画像

雨龍

何年も前に2~3000円くらいで手に入れた神尾華郷の雨龍図
なんて書いてあるのだろう?風雨知告?龍が嵐を知らせてくれるだろうか。
神尾華郷は、慶應二年富山県に生まれたらしい。鈴木松年に師事し、禅画を慕い最も人物に長ず。という。鈴木松年といえば、明治大正の日本画の京都画壇の大家で、上村松園の師の一人。
神尾華郷という人は、今は調べてもほとんど情報が出てこないほど忘れられた画家のようだけれど、眼力凄まじい龍と、勢いのある書。どんな人だったのだろうか、苛烈な禅僧のような画家だったのだろうか。

神尾華郷「雨龍図」


いいなと思ったら応援しよう!