ATP FinalsとCLOVA Note
18日まで開催されていた
Nitto ATP Finals
その年のATPランキングのベスト8が死力を尽して競い合う年内最後のATPテニスの祭典だ。
4人ずつ2グループに分かれて総当たで戦うラウドロビンの上位2名ずつで準決勝、決勝へと勝ち進む。
イチ推しのアレクサンダー・ズべレフは秋口一時、気力不足のなんだかなーの試合をしていたけれど、ラストスパートで絶好調。ATP1000パリで優勝して、世界2位でファイナルに乗り込んだ。
ラウドロビンではスペインの大注目株カルロス・アルカラスを破り、3戦全勝で準決勝に臨んだ。
全力を出し切って戦った後で、お互いを称え合うこんなシーンが時折見られるからテニスは好きだ。
たぶん負けたアルカラスはとっても悔しい気持ちを抑えて、笑顔を見せていると思うけれど。こんなふうに抱き合えない選手もいるから、きっとそもそも仲良しなんだろう。
準決勝の相手はもはや
天敵と呼んで良いアメリカのテイラー・フリッツ。
フリッツには直近でなんと3連敗。同じような長身、高速サーブを武器に持つ選手同士なのに、なぜこういつもズべレフが負けちゃうのかわからない。
結局セットカウント1-2で、フリッツが勝って4連勝になったけれど、最後はタイブレークにもつれこむ大接戦だった。
今回は本当に僅差だったけれど、勝ちたい気持ちがいつもちょっとだけ、フリッツの方が強い気がしている。
個人対個人の戦いだからか、ずっと見てるとなんとなーく選手の人柄まで見えてくる。ような気がする。想像逞しくして観ているから本当に飽きない。
沼落ち!
そう、わたしはテニスに沼落ちしたのだろう。
そんなATPの全試合をWOWOW on demandで見られて、今年はとっても幸せだった。寝不足もなんのその、世界各国どこの国で開催される大会でも、ズべレフが出る試合の時間直前には目が覚めた。結局、見ているつもりで寝てしまうなんてことも多かったけど、、、。WOWOWライブでテレビ中継される試合が少ないかなとは思ったものの、 on demandで見られるのは有り難かった。
でも、それももう今シーズン限りらしい。シナーとフリッツの決勝の後の中継の最後の最後に生配信は今シーズン限りという悲しいアナウンスが入ってしまった。
今季限りは何なのか? が聞き取れなくて何度も戻した。
悲しすぎる、、、、
来年は4大大会に絞るらしい。ひょっとして4大大会も on demandのみにして中継はしないなんてことにはならないでしょうね??
最近はテニスが見たくてWOWOWの契約を継続しているっていうのに。
テニス人気がなかなか盛り上がらない
からなのかもしれない。ATP Finalsのスポンサー・NITTOは日本の会社なのに、試合があるのはヨーロッパ。いまはイタリアだし、数年前まではイギリスだったそうだ。
日本には大きな会場がないし、お客さんの入りも見込めないということだろうか。出場選手はほぼヨーロッパとアメリカだからというこどあるのだろうか。
開催中のデビスカップのファイナルで、ナダルが引退。
ビッグ3、ビッグ4と呼ばれた圧倒的なスター選手たちの時代がついに終焉を迎えるからなのか?
でも、シナー、アルカラス、ルーネなど若手選手の台頭が凄まじく、まさに世代交代から群雄割拠の面白い時代に入ってきているのに、中継しないなんてもったいないじゃないか。
そんな愚痴を書き連ねていたら、ここまでテニス界を引っ張ってきた
フェデラーがナダルにあてた長文メッセージ
を公表した。
感動した。涙が滲んできそうだった。
これに書かれている2年前のレーバーカップはWOWOWライブで中継したなぁ、、、、、
私のテニス観戦熱はWOWOWのおかげで形成された。
今更ながら、英会話をなんとかしたいと思ったのも、試合後の選手インタビューを自力で聞き取りたいと思ったからだ。
今日で開始&継続280日。私としてはよく続いている。
なかなか聞き取れるようにはならないけれど。
その時、ときどき使うのがCLOVA Noteだ。CLOVA Noteで録音、テキスト化して、Google翻訳でざっくり翻訳。なんとな〜くこういうこと言ってる?のかな?というのはわかる。
β版で公開された
CLOVA Noteがいよいよ本格稼働
になるらしい。
そのまま無料でも使えるそうだからよかった♪
英語は聞くより読んだ方がやっぱりわかる。悲しいけど。
英語圏以外の選手はきっと辿々しい英語だから聞き取れるだろうと思っていたのが甘かった。それぞれのお国訛りの発音で全く聞き取れない。
英語圏の選手だって早口で聞き取れない。あぁ
CLOVA Noteは仕事でも使った。久々の俳優さんのインタビューの時、使い古したヴォイスレコーダーだけでは心もとなくて、CLOVA Noteも使ったが、これが超便利だった。自動で文字おこしもしてくれるし、スマホから簡単にパソコンに送れる。
Alに仕事を奪われる危機を感じつつ、電子機器の進化で年々仕事が楽に、簡単にできることも実感した。
遠く離れた取材相手も、zoomで取材し、音声はCLOVA Noteで録音、テキスト化してデータ原稿として送ってこられた時は本当に驚いた。
これをAIで、決められた文字数に合わせてテーマを与えてまとめれば、記事ができちゃうことになる。
記者もアンカーもいらない、編集者だけで充分という時代なのだろうか。
長年培った取材技術もノウハウもITやAIが引き継いでいくんだろうか。人ができること、人でなければならないことは残るのだろうか。
そこまで仕事にこだわること自体、古いということかもしれない。仕事が時短できる分、自分の生活を充実させれば良いのかな。
だとしたら、こうやってグダグダでも文字を書いて、私らしいnoteを作っていくのは意味のあることといえるのかもしれないけれど。
最後はため息をつきたくなるエンディングになってしまった。やれやれ
テニスに戻せば、明日22日午前1時からナダル出場のデビスカップファイナル準決勝。 国別対抗戦なので相手はアメリカ。
アメリカからはフリッツも出る。スペインチームはアルカラスも出る。ナダルとダブルス組むのかな。超楽しみ♪
20日13時以降順次追記
ナダル、もう最後の試合終わっちゃったらしい。怪我でもしたのかな?準決勝まで残らず、コートを去るような動画ではないか、、、、
ええええ!
その後,WOWOW on demandを確認して観たら、すでに今朝(21日未明?)から準々決勝が配信されていた。見逃してたのかな。てっきり今夜=明日未明が最初の配信だと思ってた。そんなふうに出てたはずだぞ、しかも相手はアメリカって。
夢でも観てたのかな?
実際は、スペインはオランダに2-1で負けて準々決勝で敗退。
スペインが勝てば、まだ、ナダルが出る可能性もあったけれども、第一試合のシングルに出たナダルはコンディションが戻っておらず、2-0で敗退。次のアルカラスはシングルで勝ちながらも、最後のダブルスは両セットともにタイブレークという大接戦の末、オランダが2-0で勝利。
ここでナダルの1000試合を超える現役生活が終わった。
その後、引退セレモニー。
引退コメントはまた別記事にしよ。
備忘録のつもりだったのにビックリの長さになっちゃった。
ここまで読んでしまったあなたも,かなりテニスに沼落ちですね