【読書記録】出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと/花田菜々子
こんにちは!
今回ご紹介するこちらの作品、ちなみに今年読了51冊目でした!
今年は50冊読了がまず目標だったので、無事達成。
とはいえこの時期で50冊なので、noteで読書記録を綴っている身としてはもう少し増やしていきたいところです・・・。
何たってタイトルが強烈ですよね。
「出会い系サイト」はいったん置いておいて、「その人に合いそうな本をすすめる」というテーマ、読書好きの皆さまは気になってしまうのではないでしょうか。
このときの著者は今の私と同年齢。
自分には何もないと自覚し、何もないところから、ゼロから新しいことを始めたということです。33歳で新しいことを始めた著者がこの1年で一体どうなったのか、そこも気になるポイントでした。
こちらの作品、著者の経験を綴った「エッセイ」ではありますが、「自己啓発本」「ビジネス本」としても読める作品かと思います。
今回は綴られている彼女の行動から学んだことを中心に、こちらの作品をご紹介しようと思います!
新しい何かを始めるために必要なこと
著者が「出会い系サイトで出会った人に、その人に合いそうな本を薦める」という活動を始めたのは、もともと本が好きな彼女が夫との別居を機に、こう感じたことがきっかけだったようです。
そのときの彼女にとって「広い世界」を知る一番手っ取り早い手段が「出会い系」。「元気になりたい」というモチベーションも漠然としてますし、出会い系を使うところも、なかなかぶっ飛んだ発想ですよね。
のちの彼女の体験を見ていると、はじめは漠然とした動機でも、それが強固であれば何も問題はないのかもしれません。
・誰にも思いつかないような【アイデア】
・強固な【モチベーション(動機)】
何か新しいことを始めるときに必要な要素を、彼女の行動から学びました。
傷ついてもみじめでも、「続ける」こと
ひたすら出会い系サイトでいろいろな人と会い続けた彼女ですが、会う人は本が好きな人たちばかりではないため、ときに苦戦し、傷つき、みじめな思いをしたこともあったようです。
ただ、この感情を、このように素早く転換させるのです。
好きで始めたはずのことが、いつしか自分を苦しめ、「こんな思いまでして続ける必要があるのか」と感じてしまったとき、彼女は
発想の転換をすることで、止まることなく進み続けたのです。
物事というのは、一方向からではなく何方向からでも考えられる。
悔しい思いも捉え方を変えることで、彼女はポジティブな継続の動機としました。
初めからあれこれ考えすぎないこと
私は何かを始めようとするとき、できるだけ失敗したくないし、やるからには成功したいからと、スタートする前の段階から計画を練りに練ってしまうタイプです。
ですが彼女の場合は、どうやら割と突発的にこの行動を起こしている。
途中で挫折しても、とりあえず何かが見えるまで続けてみる。
そして結果的に、長きにわたって「本」に携わるお仕事をされて、現在は書店をオープンされている。
こういう成功のプロセスがあるのなら、「初めから計画を練りに練る」ことよりも、「とりあえず続ける」ことのほうがよっぽど重要なことなんだと考えさせられます。
あれこれ考えすぎず流れに乗る、乗り続ける。
その先に何かが見えると信じ、私も引き続きnoteの執筆を継続していこうと思います^^
面白くて読みやすく、学びも多く本当にオススメです!
同著者のこちらの作品も、とても気になっているので近々チェックする予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
こちらの作品、読んだことのある方はぜひ、コメント欄で感想を教えていただけるとうれしいです^^