デヴィ夫人の命盤をよむ
パルです。
タレントのデヴィ夫人が夏の参議院選挙に立候補するそうです。『ワンニャン平和党』という政党を立ち上げるそうで、なんでも犬食をやめさせることが目的だそうです。日本で犬食？はじめて聞きました。
現在、紫微斗数のレッスンを受けていまして、その教材の中にデヴィ夫人の命盤があるので、その命盤をもとに2025年のデヴィ夫人の運勢をみていきたいと思います。
デヴィ・スカルノ
1940年2月6日 酉刻生まれ
命盤に表れている性格をみていきますと、行動的で正義漢が強く、即断即決、直観力に優れ、反骨精神旺盛の方です。外見は上品でよい家柄の人、紳士淑女、人のために我慢強く尽くす一面もあります。
来因宮は父母宮。父母宮は両親・上司・先生・社会インフラを示します。官禄宮に生年化権があり、自化権が4つ、チャンレンしています。活動や仕事でリーダーシップをとりたい、自分がその場を仕切りたいという権力志向の人で、責任感や実行力もあります。もともと福徳宮に生年化禄があるので慈悲深く、楽観的で財に恵まれ、スピリチュアルな感性をお持ちの方です。疾厄宮に生年化科は心根の優しさや身体の芯はあまり強くないかもしれません。しかし、福徳・田宅・奴僕・疾厄宮の自化権のチャンレンは家庭でも他人に対しても、気遣いはするものの基本は相手に意見し自己主張をする、気持ちの強い方です。そのため、トラブルも多く、今までも裁判を起こされたり、自分が起こしたりということがありました。来因宮父母宮は訴訟・裁判もみますが、来因宮に関することは意識が及ばなかったりうまくできなかったりしがちになります。またデヴィ夫人はインドネシア国籍ですが、今回の出馬により日本国籍をとる予定とのことで父母宮は国籍をみたりもします。
デヴィ夫人の生年化忌は子女宮にあります。子女宮に化忌があると子育てに苦労があったり、子供に執着するような傾向がみられます。デヴィ夫人には一人娘がいるそうで、この娘さんが結婚するあたりまでは関係が良くなかったそうです。子女宮にはカルマを表す文昌と今世受け取るものを示す文曲が入るので、この子女宮はデヴィ夫人にとって大切な宮となります。娘さんとの関係がデヴィ夫人にとって重要になってきます。
娘さんはデヴィ夫人の家のために喜んで助けてくれ、一方デヴィ夫人も子供のために知恵を貸し、心配もし、仕方ないわねーといろいろな援助をするでしょう。デヴィ夫人は娘さんのことが気になってしようがないかもしれません。
この娘さんにはオランダ人の欧州や中近東地域のシテイバンクCEOだった夫がいましたが2021年に亡くなっています。かなりの資産があったとはいえ、夫を亡くし、生活は大変になったりしないのでしょうか。庶民の私はそんな風に考えたりするのですが、そんな心配はいらなかったようで娘さんのお子さん、キラン君はイギリスでも屈指の優秀な名門校に進学しています。
素敵な学校です
イギリスの名門校セブンオークスでキラン君は寄宿舎生活を送ります。平均的な寄宿舎代すべて込みの学費は2024年は20,000～30,000ポンドらしいですが、セブンオークスは50,757ポンドだそうで、1ポンド192円で計算するとなんと年間9,745,344円と
なかなか素晴らしい金額となります。全ての学年でこの金額がかかったかどうかはわかりませんが、大きな支出であることに間違いはないでしょう。2024年に卒業しアメリカのシカゴ大学への入学が決まっていることから、キラン君は優秀な方なのでしょう。しかも2023年にはパリで社交界デビューさせていますから、すごいことです。全く私のような庶民には想像もできないような世界です。
デヴィ夫人は本財帛大限命宮で現在85歳です。命盤をみますと、2012年から2021年までの大限なら政治家として立候補して当選する可能性は非常に高かったと思います。しかし、今の10年の大限だと、精神状態は意欲にあふれ充実しているものの体調がよくなく、仕事運もよくありません。また財運も悪いです。土地・不動産関係で利益があるかもしれませんが、全体としては低調です。社会に向けて自己主張していた時期は過ぎて運勢的には落ち着いてきているのです。2025年は財運はいいですが、仕事・活動運、社会運、大衆からの視線も暖かいとはいえないかもしれません。総合的にみて、今回の参院選の当選は難しいといえるでしょう。
ただ、それでデヴィ夫人が落ち込むということもなさそうです。今回の立候補は相続税対策ではないかという意見もありましたが、本当のところはわかりませんが娘さんや孫のキラン君の将来を案じてそこまで考える可能性はあると思います。それほど、娘や孫を思う気持ちの強い方です。
ただ紫微斗数の業報因果でみると、デヴィ夫人は子育てに苦労しながらも頑張ることで娘との信頼関係を得ることができ、優しい心根のままで接するか、強い気持ちで接するのか、その接する際の心根が娘との関係に結果として現れる、という風によみとることができます。何もお金を残すことばかりが娘にとって大切ではないということになります。
その辺りは例え私のような庶民と生活レベルのとんでもないほどの格差があるとしても、一人の親と子の関係としてみれば変わらないものがあると思います。
記者会見の席でデヴィ夫人の横にすわっていた男性については、既にいろいろ言われていますからここでは取り上げませんが、デヴィ夫人は信頼関係を示す兄弟宮に主星がありません。こういう場合、親しそうにしていても用心深く人間関係の距離をとります。なにもかも腹を割って話すこともないでしょう。恐らくビジネスライクの間柄ではないかと思います。デヴィ夫人にとって今回の出馬がどういう意味を持つのか注意深く今後もみていきたいと思います。
ここまでお読みくださり
ありがとうございました🍑