杉並区高円寺のノグチ不動産・吉田忍<ヨシダシノブ>です。
高円寺には青梅街道や環状7号線などの「都道」、杉並区所有の「区道」、個人や法人が所有している「私道」があります。
「都道」は道路幅員が広く、各自治体を横断しているのでなんとなく「都道」
と判りますが、「区道」と「私道」の区別は一見判りません。
その場合は杉並法務局で調査します。(PCでも調査可)
保有している土地や、購入を検討している売地・売家が「区道」に接していれば問題ありませんが、「私道」に面している場合、ある制限を受ける場合があります。将来上下水道やガス埋設管を整備するため、私道を掘削する場合には所有者の承諾が必要になります。一部道路持分を所有していても他の所有者の承諾が必要です。
また、私道の所有者は登記情報を調査すれば住所氏名はわかりますが、長年相続登記をしていなく放置していることがあり、相続人不明なケースも多々あります。
最近では「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法」の施行により法務局が放置されている私道の調査に乗り出し、相続人を検索して相続登記を促す通知をしています。登記情報には職権で「長期相続登記等未了土地」が付記されています。
但し、個人情報なので法務局に尋ねても相続人は教えてれません。私道の所有者が不明の場合には不動産コンサルティングマスターの吉田までご相談くださいね。
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