#217_隠れた問いを見つける

教科書分析セミナーに参加した。
わたしは子どもが小さくて、今日はぐずぐずだったので、なかなかゆっくりお話をきけなかったけれど、耳だけでもかなり面白いセミナーだった。

宗實直樹先生のお話は、やはり実践がめっちゃ面白い。
今回は子どもたちが教科書を分析してたらつくりたい!って言い出した話。
動画を観ながらお話をきいたが、子どもたちがどんどん心躍り躍動する姿がみえてとても面白かった。

そして面白さの裏には、緻密な伏線と分厚い理論があることもみえた。

「子どもたちと一緒におもしろがりたい」
実践を貫くのはこの思いなんだけど、その面白いが知的な面白さに裏付けられているのが宗實実践のすごいところだと思う。

今回の真の目的は、子どもたちが教科書を深く読めるようになること。
これは自学に向かう姿へと繋がる。
教科書の読みが浅いなら、教科書をつくってしまおうという作戦だ。
仕組みがわかると見方が変わる。
これは理科でも道徳でも社会でも一緒。

子どもたちが「つくりたい!」と思える伏線をたくさん張っていた。

面白いなあ。

二学期に道徳で実践した「子どもたちが授業を進める」もこの考えに近い。
子どもたちに授業をつくってもらうことで、何を考えているのかを俯瞰して見ることができる。

三学期もまたやろうと思った。
そして、理科でも。
もっと子どもたちと学びを面白がりたい。

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