#236_道徳科で学ぶこと その2

小学生と中学生の道徳授業の違いは、正しさと美しさの捉えの違いではないかと最近よく考える。

小学生は、自分の中での正しさをつくる時間。
自分にとって大切にしたいことや正しいと感じることを言語化して、心の基礎を創っていく。

中学生は、正しさは1つではないこと、相手にとっての正義も理解し時に譲歩する必要があることを体験的に学んでいる。
だとしたら、一般論としての正しさだけで授業を進めるのは得策ではない。
社会に溢れている、答えのない問いについて考えながら、その行動や姿に美しさはあるか、美しいと感じる所以は何か?を考えることが、自身の道徳性を磨くことになるように感じている。

そのような意味で、道徳科でどのような力を育むかを考えたい。

社会と繋がる窓。
自然や人智を超えたものを感じ取る窓。

ちょっと集中できない環境になってしまったので、これらについては明日まとめることにする。

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