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メモリアルデーを米国ピッツバーグで迎えて思ったこと

2018年5月下旬 国際会議のため米国ペンシルバニア州のピッツバーグに滞在しました。週明けにはシカゴで仕事の打合せをしてそれから日本へ帰国と思ったら、米人からメッセージもらいました。

「次の月曜日は メモリアル ディ で休みだよ」
あらっ、すっかり忘れてました。
元駐在員として、ちょっと恥ずかしい。。。


ま、それはさておき、

ピッツバーグ 予想外に立派な街でした。
国際会議の会場も朝に紅茶を届けてくれるような格式あるホテルでした。

かつての鉄鋼業でうなるほど儲けたんだろうなあ。

右手から流れてくる2つの川がここで合流してここからオハイオ川になる。
川を渡った先には大リーグのパイレーツとアメフトのスティーラーズの本拠地があります。

そして、
登場予定の飛行機は夕方発だったのでダウンタウンでゆっくり過ごしているとき、ライトレール(ダウンタウンでは地下鉄)でちょっと郊外まで行ってみました。

すると、

降り立った駅の通路にノボリ?旗?がはためいてます。
なんだろうと思ったら、昔の軍人のポートレートでした。

そこで、あ、メモリアルデーかと気がついた次第。

実はアメリカのオハイオ州に住んでいたときには、メモリアルディは米国の休日 くらいの認識で特に意識したことがありませんでした。
なので、こんな風に(たぶん)昔の戦没軍人の写真を掲げらて、そうか、戦没軍人慰霊の日だったんだと認識しました。

写真はたぶん第一次世界大戦に出征した人達で、この町から戦争へ行って亡くなったのだろうと思います。

アメリカって敗戦国になったことないから、誰にも遠慮せずに戦争に行って戦った軍人さんありがとう と朗々と行事できてるんだと思います。

そして、年に一度くらいはそうした感謝の日ってどこでもあってよい というか、あるべきなんじゃないかと思いました。

そういうことは、日本やほかの国でも少なくとも徴兵や志願で戦争へ行って戦った軍人さんがいるわけで、それは100年とか経過したなら国が戦勝、敗戦に関わらず、年一度くらい町の通りに旗を掲げてのんびり過ごしたり、パレードみたりして過ごす そんな日があってもいいよなあと感じました。

日本もだいぶ時間が経ったのだから、朗らかに過ごすそんな日があっていいよなあ と私は思います。

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