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東京 あちらこちら

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2024年5月の記事一覧

伊東チュータんけん(5) 造形とガーゴイルや狛犬らしきもの

東京の築地本願寺はじめとした建築家 伊東忠太作品めぐりをしていて、動物、怪獣の造形おもしろいなあ!なのですが、寺社建築を見て歩きしてると、ん-、これは狛犬?狛怪獣???段々ギモンが募ってきました。。。 屋根の構造からモリモリときて、ウニュウニュとガーゴイルになる。排水機能はないけどこれはまさしくガーゴイル!!!ワタクシ的には屋根上の潮吹いてるような鯱よりも気になる~。 こちらはパリのサン セヴラン教会。 横方向にニョキニョキとガーゴイルが顔出してます。 それと、伊東ワー

伊東チュータんけん(4) 東京都慰霊堂と復興記念館

東京の築地本願寺はじめとした建築家 伊東忠太作品めぐり その(4)は都内東部 両国ちかくの東京都慰霊堂と復興記念館。 JR両国駅から徒歩10分ほどのところにあります。ここの土地名はナゼ横網っていうのかな?長いこと両国だから横綱 ヨコヅナと勝手に思い込んでました。まさかの横網 ヨコアミ。ここ横網町公園は旧陸軍被服廠跡で関東大震災や東京大空襲で大きな惨禍の現場となったので、こちらの東京都慰霊堂と復興記念館があります。JR両国駅北側の国技館をすぎて旧安田庭園を抜けて行った先にあり

伊東チュータんけん(2) 東京 国立 一橋大学 兼松講堂

 (1)でアップした建築家 伊東忠太の代表作 築地本願寺の竣工は1934年(昭和9年)で、こちらは東京 国立市にある一橋大学 兼松講堂。 すごく歴史あると見えるけど、こちらは1927年 (昭和2年)の竣工だそうです。存在感すごいなあ。 イタリアやイギリスの歴史ある建造物と並んでても、印象残せるんだろうなあと思いました。 兼松講堂は一橋大学の西側のキャンパス内にあるので、守衛所で一声掛けて見学。 西キャンパスの中心?は四方に建築物があって、北側の兼松講堂が伊東忠太作品だけ

伊東チュータんけん(3) 東京 湯島聖堂と神田明神

 (1)の 築地本願寺 1934年(昭和9年)竣工  (2)の 東京 国立市の一橋大学 兼松講堂 1927年 (昭和2年) 竣工  をアップしましたが、東京にはもっと作品が点在しています。 いずれも存在感があって、すごいなあ。 湯島聖堂 関東大震災で焼失後、1935年 (昭和10年)に鉄筋コンクリート造で再建。江戸時代の姿に再建したとあるがこんな姿だったのかなあ。中華?東洋?的な印象を受けるのはなんでだろう?江戸時代からそういう風味の建築だったのかなあ? こちらも伊東忠

季節のお花 花の匂い@5月

5月の連休も終わり、東京ではいろいろな花を見掛けて、それぞれの匂いに気付いたりします。 カラタネオガタマ カラタネオガタマは虎ノ門のホテルオークラ北側にあるオークラ庭園を歩いているときに、バニラのような甘い匂いがふと漂ってきて気が付いた花。このときはまわりにこの1輪しか咲いてなかったけど強い芳香に気が付きました。バニラをもっと甘くしたような、能書きで見掛けるのはバナナのようなと形容される匂い。 芳香の印象があまりにも強かったので、ネットで検索して翌日は北の丸公園へ。すご

伊東チュータんけん(1) 東京 築地本願寺

 欧州の古い教会で外側の妖怪?怪物?を見掛けることがあって、あれはナニ?なんで?と思ってました。 こうした教会の外側には聖人像がある。妖怪像のガーゴイルもある そういうものと思ってました。 日本の寺社でも色々な像や彫り物があるしねえ。って感じ。 東京では、独特の雰囲気にひかれて築地の本願寺へ何度か行ってます。 ここは日本なのか?という独特の雰囲気と重要文化財の本堂内外に棲む動物たちになんともいえない魅力があるのです。動物はまるで和製ガーゴイル。 この本堂に入ると色々な