駅前スナックにかける想いとその分析
2月も関わってくださった皆様、ありがとうございました。
今月は駅前食堂の夜営業にもだいぶ慣れてきて、食事をお褒め戴く機会が増えたり、東京からスナックに友達を誘える余裕も生まれてきました。
を目指して。
肩書きがない、フラットに酔っぱらった勢いで相談できるような空間づくり、そして若者を中心に置いた多世代交流を目指してKOYAと一緒に試行錯誤しながら作っています。
きっかけとしてはローカルな場でスナックをやっているかっこいい同世代が何人も生まれて来ていて、自分もオシャレスナックやってみたい!という気持ちが先行してそれを実行に移しているだけなのですが、頭の端っこで捉えている横瀬の課題意識は以下の通りです。
課題意識
駅周辺で火曜日に営業している居酒屋が少ない。
横瀬の若者は隣の秩父市内で飲みがち
保護者による駅⇔家の”お出迎え”によって若者は町を歩いていない
そして以下の想いも・・・
横瀬は都市圏と比較し他地域食文化を食べられる場が少ない
インド料理系、中国系はあるけれど、、、九州や東北・近畿の食文化を食べる機会がない。
ガストロノミー的な美食意識、異国や他地域の食文化の豊かさを自分達が伝え、そのうえで絶対評価ではなく相対評価で秩父の食文化の面白さを見つけて欲しい(=秩父らしさ。横瀬らしさ)。
今後の展開としてジェイン・ジェイコブズの輸入置換の考えに近いのですが、、、。域外の食文化を取り入れ、(域外の食文化と相対的に比較した時の横瀬らしさを見つけ出して価値を再発見、)域内供給に携わってほしい。
一方で現状をまとめると・・・
現状分析
【来客層】
メインターゲットである町内の若者(ここではU30を指す)はほぼ利用してもらえていない
地域おこし協力隊、若手議員、役場職員、そして普段から関わってくださっている方/チャレンジを応援してくださっている方々のENgaWAに次ぐ新たなコミュニケーションの場として機能している。
【空間づくり・提供したい体験価値】
毎週火曜日(さらには自分たちの営業スタイル・食事)を楽しみにしてくれる人を作れている
KOYAのパスタ、YUGOのポテサラを中心に料理初心者でも”美味しい”を届けられている
→まだまだ料理店クオリティには負けている💦
厨房が忙しすぎてコミュニケーションがとれていない課題をクリアする必要あり。
東京から地域に興味ない友達を連れてきて町の人と半ば強制的に交流させてみている
現時点で約半数がリピートの可能性あり。もう半数は無関心層。
今後観光目的、村上のスナック目的を越えた継続的な関わりを作りたい。
机・椅子がスナックには低すぎる、などの悪条件はあるものの、照明や音楽、座席の配置でカバー。厨房は最強。
立食にしたりしてみたが結局酔っぱらうので座ってもらうことにしつつ、「真ん中に”島”となるテーブルを作る」「敢えてカウンターで注文してもらう」「提供する料理をカウンターに座ったお客さんに運んでもらっちゃう」で”人が交り合う”場所となるような演出を意識
内輪感を(意図していなくても)出してしまう人をどう巻き込み、オープンマインドで交流してもらうか。(会員制バーのような雰囲気のほうが営業はしやすいはずだけど…笑)
横瀬における域外学生を呼び込む台風の目になる。
「駅前スナックにいけば域外の若者と話せる」を価値に。
【売り上げ】
フードの原価計算をまだ厳密にできていないため利益率にムラがある
普通のバー(居酒屋)よりお酒類が安い(一方で注いでもらう対応などをお客さんに任せることもある)
→一方で気軽に2千円以下で楽しめるメリットもあり
フードに対しての費用に満足感を感じてもらえている一方、空間に対してお金をもらっていない。
KOYAが無償インターンで関わっており、持続可能性に欠けるため、飲食に加えた10%分をKOYAの人件費に。
キャストドリンク制度を導入してみた
【気持ち】
試行錯誤の過程含めて2人で楽しく営業を続けられています!!!
今後
3月の営業日は12日㈫。19日は夢積&七海の夜営業ですが自分の所属する吹奏楽サークルメンバーが初横瀬。
野望、、、、
町内にシャッターを閉めているスナック、居酒屋がたくさんあるので、そういった場所で1日間借りさせていただき、YUGO&KOYAスナックをやる。横瀬町内で展開させていきたい。
お店を1日だけ開けてもらって本当の”ママ”と一緒にお店をやってみたい。横瀬の若者による事業継承を実現させてみたい。
横瀬で頑張る同世代の仲間を見つけたい。
野暮な野望でした。
いつも応援ありがとうございます!
4月にわたくし、地域おこし協力隊2年目を迎えます!休学も2年目に突入!その後卒業した2026年何しようか迷走中!
次回、1年目を総括するnote!