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都内散歩(新宿→半蔵門)

先日発表された新型カメラ(OM-3)を見に新宿のカメラプラザへ向かった。
どんな機種なんだろうとワクワクしながら店先まで行くとシャッターが閉まっている。
スマホで確認したところ、水・木曜日が定休日だと判明。
事前に確認しない自分の落ち度ではあるが、ちょっと残念。
「自分には縁が無いカメラなんだな〜」と自分に言い聞かせて次の目的地へと移動開始。
その場所は思い出横丁内の立ち食いそばのかめやさん。
元祖天玉そばが有名で、いつ言っても混んでいる人気店。

かめた 新宿店 元祖天玉そばが有名

5分ほど並んだのちに席について「天玉そば」と即注文。
自分の眼の前でそばをさっと湯に通してあと器に入れ、天ぷらと温泉卵を乗せ、そばつゆをかけて「お待ちどうさま」と眼の前にカウンターに置いた。

天玉そば

平たいそばに濃いめのつゆが合って美味しい。
大きくてサクサクの天ぷらはつゆを染み込ませて食べるのがお気に入り。
温泉卵を箸で4つに割ってもつゆに混ざらない絶妙な硬さだった。
箸で温泉卵の一部とそばを一緒に持ち上げれるのが嬉しい。
そして、あっという間に完食。
ごちそうさま。

お腹を満たしたあと特に予定は無かったが、春を探しに新宿御苑に向かった。
新宿御苑は、江戸時代に信州高遠藩主内藤家の屋敷があった場所で、江戸城へ続く街道の最終宿場(内藤新宿)に接した場でもあり、玉川上水の水門が設置された場所でもあった。
春になると新緑と花々が楽しめる場所で、以前カメラ片手に行ったことを思い出した。

新宿御苑

多くの木々は、まだ葉っぱも付いておらず、冬目の状態がほとんどだった。
しかし、足元の花壇には春を感じさせる福寿草や水仙などが咲いていた。

福寿草
水仙

園内を散策したあとは、玉川上水跡の散策路を歩き、国道20号(旧甲州街道)を皇居方面に向かって歩いた。
国道20号は、ビルの間を抜けるように通る道路ですが、道路自体の場所は江戸時代から変わっていない。そのため、のんびり歩いていると歴史を感じるものに出会う。
玉川上水水番所跡の石碑、四谷見附跡の石垣、麹町の由来案内板など歴史を感じるものを見つけるたびに立ち止まり、じっくり鑑賞した。

麹町の由来案内板

そして、距離にして3Km弱、あっという間に半蔵門まで歩いてしまった。

半蔵門
皇居桜田濠

楽しいことはあっという間に終わってしまうもの。
空っ風が吹く寒い日だったが充実した一日だった。

2025/2/11 建国記念日

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