中学受験のカリキュラムは、かなり酷だよね。

中学受験のカリキュラムは、かなり酷な作りをしています。

「行きは良い良い、帰りは怖い」という表現がピッタリで、

特に首都圏大手塾の算数のカリキュラムにおいて、この傾向があります。

具体的には、

① 思考力という漠然とした言葉で誘導して、入口をものすごく広くしておいて入塾させて低学年の間はパズルと簡単な計算をさせます。

② 4年からは、脱落者を少なくするために、ものすごく遅いペースで5年末まで継続させます。

③ 6年からさて本番とばかりにようやく応用問題に手をつけさせます。

④ 夏期講習で一気にギアを上げますが、この時点で基礎が固まっていない子はボロボロ脱落し、秋の過去問演習だともう死屍累々の状況です。

サピックスですら、こんな感じです。
塾のいうことを真に受けて、その通りに真面目にさせて6年で志望校を変更するって同級生は周囲にも割と多かったですし、たぶん塾全体でいったら数千人規模にのぼるんじゃないでしょうか?

一言でいうと、酷いな、と思う訳です。

だから、これから入塾する人、検討中の人、5年生以下でなんとか間に合わせたい人のために、この記事が役立てばと思って書きたいと思っています(まだ間に合います)。ちなみに、6年夏期でもやれることはありますよ(また別のタイミングで)。

語弊を恐れずに言えば、

算数は、公文と同様に反復練習で結果がでるようにできている、と思います。

適切な練習を繰り返すことで、おそらくは誰でも偏差値70越えを達成できるようにできている、と思います。

地頭とか、思考力とか、曖昧な言葉に惑わされないようにして下さい。

確かに早熟な子、理解力の早い子はいますし、遅生まれの子もいます。

でもね、天と地ほどの差が出るほどの知能の差なんてないですよ。

灘や筑駒のトップレベル、例えば数オリの金メダリストを育てる訳じゃないんです。200名前後の定員に入ればいいわけですから(入るだけだと入学後大変ですが)。

じゃないと、有名なママさんが3人のお子さんを理3に叩き込むなんてできないんじゃないでしょうか? (あのご一家は優秀かもしれませんが、それこそ首都圏だと更にバリバリのご一家もいるわけで)。





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