料理を数学的な視点で
こんにちは!西岡将輝です。
前の記事で数学について出すと、ほかの記事より好評だったので数学についてこの記事でも書こうと思います。
料理をしている中で、計算は使っています。
料理をより楽しく、おいしく作れるような感じで書きます。
↓前回の記事↓
レシピの黄金比おいしさのカギを握る比率
材料のバランスが完璧だと、味も食感も最高の状態になります。料理には、「黄金比」のような理想的なバランスがあると言われますが、これは料理の分野でも同じです。たとえば、ホットケーキやパンケーキを作るとき、牛乳:卵:小麦粉の比率が味や食感に大きく影響します。
例: あるパンケーキレシピで、牛乳1カップ、卵2個、小麦粉2カップを使うとき、この比率が“ふわふわ”になるための黄金比だとします。
もし牛乳を増やしてみると、もっと柔らかい仕上がりに。逆に小麦粉を増やせば、もっちり感が増します。
こうしたバランスを「3:1:2」などの比で表し、簡単に分量を増減させられるように数学的に捉え直すと、レシピをアレンジするときの理解が深まります。
分量の調整 割り算と掛け算の応用
家庭で料理を作るとき、レシピの人数分を増減させることがよくあります。4人分のレシピを3人分にしたり、逆に2倍の8人分にしたりするときには、数学の「割り算」や「掛け算」が役立ちます。この分量を計算することが一番なじみがあるものだと思います。
例::4人分のレシピが「砂糖:50g、小麦粉:100g、卵:1個」の場合、3人分にするならすべての分量を4分の3倍にします。
砂糖は50g × 3 ÷ 4 = 37.5g
小麦粉は100g × 3 ÷ 4 = 75g
卵は1個のままか、1個分を75%使うとして量を少し減らすかです。
数学を使えば、正確な分量が簡単に計算でき、アレンジしたレシピが安定します。
温度と時間の関係 お菓子作りの絶妙なバランス
お菓子作りでは、温度と時間が仕上がりに大きく関わります。たとえばクッキーを焼く際、「低温で長めに焼く」と「高温で短めに焼く」では食感が変わることがあります。
例: クッキーを180℃で15分焼くとちょうど良いとすると、もっとサクサクさせたい場合は200℃で10分にしたり、逆にしっとりさせたいなら160℃で20分焼いてみることが考えられます。
この「温度」と「時間」のバランスは、数学的には「反比例」関係と見ることができます。どちらも少しずつ調整しながら最適な組み合わせを探るのも、数学的なアプローチです。
体積と表面積の計算 方の大きさが料理を変える
料理において、型の形状やサイズも重要です。例えばケーキの型が違えば、焼き時間や焼きムラも変わります。ここでは、数学を使って型の違いが食感にどう影響するかを考えます。
例:丸型のケーキ型と四角いケーキ型では、同じ体積でも表面積が変わるため、焼き時間や仕上がりが違います。丸型のケーキは真ん中が膨らみやすいですが、四角い型だと角が先に焼けることがあります。
体積と表面積の違いを計算することで、見た目だけでなく、味わいや食感にも違いが生まれる理由がわかります。
最後に
最後まで見てくださり、ありがとうございます。
料理は単なる「作業」ではなく、数学が隠されたクリエイティブな「科学実験」です。次に料理を作るときは、少し数学の視点で考ながら楽しく料理をしてみてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?