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"ぎゃらりー807(はちまるなな)”
20年ほど前、私はあしどりも軽く函館山への坂道を登っていました。
その日はハイキングでなく、
ふもとの”ぎゃらりー807”をめざしていました。
エリオット・アーウィトの写真に会うためです。
![](https://assets.st-note.com/img/1679719916419-ToCQRGN0Lx.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1679719930275-lVRDzloRTM.jpg?width=1200)
お目当ての写真は
写真活動50周年記念誌の表紙にもつかわれている
父親の自転車に乗っている男の子とフランスパンの一枚。
彼のこちらを向いたちょっとはにかむ笑顔と
長~いパンにこちらもほほがゆるみます。
![](https://assets.st-note.com/img/1679720961586-8top4gFw1h.jpg?width=1200)
愛犬家でもあるアーウィットは いろいろな犬の姿も撮影してますよ。
![](https://assets.st-note.com/img/1679720095057-8TAxyQJPpm.jpg?width=1200)
たくさんの写真と対話しながら
ゆったりとした時間がながれました。
そのあとギャラリーそばの喫茶室で
薫り高いコーヒーをいただいたものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1679720724082-cpzUbgq4io.jpg?width=1200)
このようなめぐり逢いは
天才パブロ・ピカソ、
元・英首相チャーチルの不機嫌な顔を撮影したユーサフ・カーシュ、、、
![](https://assets.st-note.com/img/1679720173282-HfXBo1Bwdm.jpg?width=1200)
アメリカの自然と対峙したアンセル・アダムス、
もちろん木村伊兵衛、土門拳、奈良原一高、
桂離宮を撮影した石元泰博、、、などなど
![](https://assets.st-note.com/img/1679720238751-xdWmhlQNGy.jpg?width=1200)
インターネットやアマゾンも身近でなく
都会の写真展等へはなかなか出かけられず
書店や図書館で写真集を手にとる時代でした。
今でもモノクロの写真がすきなのは
当時、多くの写真をモノクロでみていたからなのでしょう、、、
わたしにとって、クローズした”ぎゃらりー807”でのひとときは
写真ばかりでなく絵画、彫刻、やきもの等
アート全般を身近にかんじる心地よく刺激的な時間でした。
なつかしく、感謝でいっぱいです。
目をとじると、こわいものしらずで
能天気な自分があらわれ
わらえます。
今はnoterさんの気合のはいった
たくさんの写真と文章に
夢中になったころがよみがえり
若がえっています。
おかげさまで
あれこれ思い出せるのはnoterになったから、、、
ちゃんと”noteで脳活”してますよね!
ばんばんざい(笑)
ギャラリーの名称に使われていた807は
現在も親しまれている函館山ふもとにある
日本初のコミュニティーFM、”FMいるか”の周波数、
80.7にあやかったそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1679711224214-TwqWBBGd0f.jpg)
上記ホームページから”FMいるか”をえらぶとライブが聴けます