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叱る私、泣くスタッフ
先日、スタッフを叱り泣かせてしまった。
そもそも本人がやると決めたことをやっていない上に、不満ばかり他のスタッフに漏らしているという。期限も迫っている。責任者の子が、困り果てて私に言って来た。
私は彼女を呼んでやらない理由を聞いた。くどい言い訳が並ぶ。私は彼女の訴えを全く聞き入れる事なく叱った。
あなたがやるべき事は、期限が迫っている物事を貫徹すること事。それ以外はないの。
彼女は泣きながら、自信がない、怖いと訴えてきた。
それね。やっと出た本音ね。
自信がない、分かるよ。でもあなたがやるんだよ。やり方を伝える。
叱る時、同情の気配すら見せてはならない時がある。寄り添ってはいけない時がある。
彼女が逃げるか、喰らいつくか。これは賭けだ。
叱るというリスクを負う責任、これが出来なくては叱ってはいけないと私は思っている。
結果、彼女は期限内で素晴らしいものを作ってきた。お客様にも大好評で、とても喜ばれている。
「頑張ったね」と伝えると、はにかみながら「ありがとうございました」と答えた。
今回はうまく言ったが、次うまくいくとも限らない。人間関係は日々勉強だ。
久しぶりに、野口晴哉先生の本を読み返してみよう。