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タイ、退職年齢を65歳に引き上げへ

本日はタイの退職年齢をテーマにお話しします。

タイ人は何歳まで働くのか?

民間企業のサラリーマンは55歳まで働きますが、55歳以降は1年更新で契約社員に切り替える、あるいは週2、3日の勤務形態でアドバイザー契約で勤務するパターンが一般的で70歳近くまで働く方もいます。
もしくはファミリービジネスを持っていれば経営者として両親から会社を引き継いで働く人も多いです。

深刻な少子高齢化社会、社会保障基金の枯渇の恐れ

実は厳密にはタイで定年退職の年齢に定めはありません。
しかし、タイも日本と同様に少子高齢化が進んでいる背景もあり、退職年齢の引き上げがこれまで議論されてきました。

社会保障基金で最も資金が賄われている医療費は約2兆7132億円も年間で必要費になりますが、資産運用を安定化させないと30年後には底をつくと問題視されています。

タイは海外からの投資で国が成り立っていると言っても過言ではないので、財源確保も含めて国としての魅力作りを強化するのが、対策案の一つとして不可欠ではないかと思います。

長くなってしまうので、この点は次回以降、配信していきたいと思います。

最後に

一昨日からポッドキャストを配信しています。
ぜひ聴いていただけると嬉しいです。

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