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アフマダリエフ、井上尚弥戦を待たされる「本当の理由」(ボクシング舞台裏)
プロボクシング、スーパーバンタム級のWBA暫定王者、ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)は、統一王者・井上尚弥との試合がサウジアラビアで実現する話が浮上しているにもかかわらず、苛立ちを隠せない。
これまで幾度となくメディアを通じて井上に対戦を要求し、「実現しないならベルトを返上しろ」と迫ってきた。しかし、井上の次戦は春にラスベガスでWBC1位のアラン・ダビド・ピカソ(メキシコ)との対戦が有力視されており、アフマダリエフは依然として待たされる立場にある。日本のファンからは「黙って順番を待て」という声も聞かれるが、彼には「黙っていられない」理由がある。それは単なる盛り上げのためではなく、井上のマッチメイク事情にも関わる、ボクシングビジネスにおける政治的背景が大きく関係している。その「本当の理由」を明かそう。
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