総会まであと２日！「人間拡張」とは何なのか!?五反田TOCビル編〈第14期友の会総会 紹介記事５〉#ゲンロン総会
みなさまこんばんは。
今年のゲンロン友の会総会まで、あと2日。
本日もスタッフ遠野が、総会の見どころを紹介いたします。
さて。
本日は総会での過ごし方、そして第1部の会場となる五反田TOCビルを紹介します。
ゲンロン総会第1部は12時～20時。第2部は21時～28時半の開催となります。第1部は、メインステージのトークあり、コミュニティエリアでの即売会マーケット、サブステージ、ゲンロンこども教室、歓談スペースなど、さまざまな企画が並行して行われます。いろいろあるので実際に会場でどんな過ごし方が想定されるのか、去年の会場写真を振り返りながらご紹介したいと思います。
まずは、メインステージでのトークイベント。
朝吹真理子さん弓指寛治さん上田洋子のトークイベントや、川上量生さん清水亮さん東浩紀のトークイベントの観覧。それぞれ２～３時間のトークを予定していますので、メイン企画としてじっくり楽しんでいただきたいです。
トークイベント以外にも、コミュニティマーケットでおもしろそうな創作物を買ってみたり。
会場の歓談スペースでご友人や他の来場者とケーキを食べながら話してみたり。
日本酒バーでおいしいお酒をのでみたり（飲みすぎには要注意。大人のみなさま、周りの人に迷惑をかける飲み方はやめましょう）。
そのほか、サブステージのマジック・講談・オークションを楽しみながら、思い思いに過ごしていただけたらうれしいです。会場は入退場自由となっていますので、途中から参加したり、すこし外で休憩したりといったことも可能です。
ちなみに会場となる五反田TOCビルは、実はちょうど総会翌日に閉館となります。先日、弊社の東がTOCをおとずれ屋上風景をTwitterに投稿したところ、その場所の記憶を想起されたフォロワーの方々の声もたくさん投稿されバズツイートとなっていました。
今月末閉館になる五反田TOCの屋上に行ってきた。だれでも入れる。夕焼けを見にきた親子連れ、撮影に勤しむコスプレイヤー、肩を寄せ合って話すカップル、ポツンと缶コーヒーを飲む高齢者などがいて、地域の公園として機能していた。超高層ビルに改築後はこんな空間はなくなるんだろうなあ。 pic.twitter.com/0qDyZdS94Z
— 東浩紀 Hiroki Azuma (@hazuma) March 27, 2024
かくいう私も、この地域に住んでいるため、TOCビル内のユニクロや喫茶店、100均ショップや文房具屋をよく利用していましたし、ビル内催事場のバーゲンセールやお茶の見本市に彼女と遊びにいった記憶もあります。
地域の方々に愛されていたこのTOCビル、はじまりは実に半世紀前までさかのぼります。
五反田TOCビルは、高度経済成長期に望まれた大規模物流が可能な拠点として建設され1970年に開業。じつに50年余の間、五反田のランドマーク的な商業施設として活躍してきました。その長い歴史のなかで、ユニクロの親会社ファーストリテイリングの社長が山口県から紳士服の仕入れに通っていたり、ハローキティを生んだ70年代のサンリオもTOCに本社を構えていたなど、商業史的にも重要な役割を果たしていました。（読書好きにはなじみ深い「サンリオSF文庫」が刊行されていた時期も、ちょうどサンリオ本社がTOCにあった頃でした）
実はそうした文化的土着的な歴史をつよくもった建築物でもあるTOCビル。総会翌日には閉館してしまいますが、逆に言えば、テナントがほぼ撤退したあとの商業ビルでの開催という貴重なイベントでもあります。そんなちょっと特殊な空気感もあじわえる総会は、今年が最初で最後でしょう。この一期一会のイベントに、ぜひみなさまご来場ください。
3月30日（土）まで、あと2日。
明日は前夜祭配信もありますので、そちらもぜひチェックいただければうれしいです。
2日後に会場でお会いしましょう！
ではでは、また明日の記事で。（遠野よあけ）