僕にとっての”プロフェッショナル”
僕が”プロフェッショナル”と聞いたとき、必ず思い出す人がいます。
彼と出会ったのは去年の冬。
僕が所属するサッカー部に、コーチのつながりで彼が練習に参加しました。
第一印象は、正直なところあまり良くありませんでした。
それは僕がパストレーニングで彼のパスを受けてトラップミスをし、それが原因でトップチームから落とされたことを彼のせいにしていたからでしょう。
しかし、彼は周りへの厳しさ以上に、自分に対してもっと厳しい選手でした。
どんなに素晴らしいプレーをしても、浮かれることなく次のプレーに集中していた。また、練習が終わった後、1番最後まで自主練をしていました。
現状に決して満足をせず、ただ上だけを見て努力をし続ける。まるで、漫画の主人公のようなひたむきな姿に心を打たれました。それと同時に、自分の憎しみとは裏腹に彼を尊敬してしまっていました。
その人物とは、現在タイの2部リーグでプレーしている「南部健造」選手です。
彼は練習に参加するだけではなく、いろいろな話をしてくれました。
その話の中で「自分が本当にやりたいことがあるなら、周りの反対なんて無視をしてでもやり通せ。」という話がありました。
常に厳しい環境で、周りに反対されるであろうサッカー選手になったこの人だからこそ言えることだと思いました。
「南部健造」は僕にとっての”プロフェッショナル”です。
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