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栄養療法を行う医師の先生方へ~ 「サプリメントが苦手」という患者様にすすめやすい「玄米発酵食品(FBRA)」のエビデンス

「患者様に食の指導をしても、なかなか続けてくれない・・・良い提案方法はないか」
「人工的なサプリメントは苦手、という患者様にも喜んでいただけるナチュラルなサプリが欲しい」
「栄養療法の入り口として、一品でビタミン・ミネラル・食物繊維を総合的に補えるサプリが欲しい」
「治療効果を高めるために腸活をしてほしい。手軽な方法はないか?」

そんなお悩みを持っている医師・歯科医師の先生には、玄米発酵食品(学術名FBRA)をおすすめします。抽出濃縮せず、添加物なしの自然食品、かつエビデンスが豊富と、栄養療法の導入としてお勧めしやすいです。

玄米発酵食品(FBRA)とは?

近年、玄米食を続けることで、食後の高血糖を改善する、高めのコレステロールを改善する、メタボを改善するといった論文が発表され、玄米食の医学的な価値が広く知られるようになりました。

しかしながら「玄米食は続かない」「炊くのが面倒」そんな方が多いのも事実。そんな方でも、手軽に玄米生活ができる「玄米発酵食品~学術名FBRA(Fermented Brown rice and Rice brain with Aspergillus oryzaeの頭文字)」 
 
FBRAは、玄米・胚芽・表皮を麹菌で発酵させた食品。

胚芽・表皮が主原料なので、でんぷん質やカロリーは少なく、ビタミン・ミネラル・食物繊維・ファイトケミカルが豊富。白米では不足しがちな栄養素や健康成分を補えます。調理不要で携帯も可能。主食が白米でもFBRAを食べることで、手軽に玄米生活を実行できます。外食や旅行で玄米食ができない時に便利です。発酵により消化が良くなっているので「玄米は消化が悪いので苦手」という方にもおすすめです。

最近では、450名*を超える歯科医師・医師の先生方がFBRAを利用しています。医療関係者で利用する方が増えてきた理由は、エビデンスの豊富さ。抗炎症作用、抗酸化作用、発がんの抑制などの研究成果が、40本*の学術論文として発表されています。 *2024年12月現在

40本の論文になっている FBRAの機能性の研究とは?

発がんの抑制

究極の慢性疾患と言われる「がん」を、最初の研究テーマとしました。まず岐阜大学で、ラットに大腸がんを誘発する実験において、玄米酵素が大腸がんの発生を抑制することを明らかにしました。その後、岐阜大学、名古屋市立大学等での動物実験により、肝臓がん、肺がん、胃がん、前立腺がん、食道がん、口腔がん、膀胱がん、胸腺リンパ腫の発がん抑制効果、膵臓がん、前立腺がんの進行抑制効果も確かめられました。がんの化学予防の分野では、ひとつの成分・食品がこれほど多くのがんに効果がある事例は知られておりません。 詳しい研究データはこちら

炎症の抑制

FBRAには、さまざまな炎症を抑える働きがあることが分かっています。鳥取大学では、マウスに炎症を引き起こす実験モデルを使い、抗炎症作用があること、炎症性の発がんも抑えることが分かりました。富山大学では、花粉症や皮膚炎を引き起こすモデルマウスを使い、花粉症や皮膚炎を抑える機能があることが分かりました。徳島大学では、潰瘍性大腸炎の動物モデルを使い、大腸炎の抑制効果を明らかにしました。岐阜大学では肝炎を引き起こすラットを使い、肝炎発症を遅延する機能を確かめました。 
さらに鳥取大学での研究により、抗炎症作用は、麹菌による発酵によって生まれることが分かりました。炎症を抑える機能については、玄米食よりも、玄米発酵食品のほうが優れていることが示唆されました。詳しい研究データはこちら

酸化を抑える

FBRAには、フェルラ酸、γ-オリザノール、エルゴチオネインなどの抗酸化成分が含まれています。富山医科薬科大学にてラットにFBRAを与えたところ、酸化ストレスマーカーである8-OHdGが下がり、生体内の活性酸素の働きを抑えることが確かめられました。詳しい研究データはこちら

腸内細菌叢への影響

徳島大学では、ラットにFBRAを与え、腸内細菌叢の変化を調査し、乳酸菌の割合とその数を増やす作用があることが分かりました。試験管内でヒトの腸内細菌にFBRAを添加すると、腸内のpHを下げる有機酸が作り出され、腸内環境の改善と便通への効果が示唆されました。 詳しい研究データはこちら

玄米を上回る機能 ~ 発酵でフェルラ酸、エルゴチオネインが増える

玄米は消化が悪いので、胃腸の弱い方や高齢者の中には、玄米を食べても十分に消化できず、良さを体感できない方もいます。富山大学での分析により、FBRAには、吸収されやすい「遊離型ビタミンB群」が発酵によって富化されることが分かりました。FBRAは、玄米食よりもビタミンB群を効率よく吸収でき、体内で利用できる可能性があります。
 
さらに東京理科大学での分析により、玄米にはごく微量しか含まれていない抗酸化成分「エルゴチオネイン」が、発酵により顕著に富化されることが分かりました。認知症の予防効果が期待されている「フェルラ酸」は、発酵により最大で14倍に増加しています。  成分分析に関する詳細はこちら

各研究のデータなど詳細は、WEBサイト『ふぶらぼ』で解説しています

「玄米発酵食品(FBRA)を試してみたい」 という医師・歯科医師の先生方へ

FBRAの見本や資料をお送りしていますので、以下までご連絡をお願いいたします。またFBRAについてのご質問も受け付けております。
株式会社 玄米酵素 水野知光
mizuno@genmaikoso.co.jp


 

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