そうだ、ブライダルチェックをしよう。
私の弱いところ。
何が何でも子どもを授かりたい!という強い気持ちがない…
だから色々なことに迷ってしまう。
このまま諦めて将来後悔しないのかな?とか、あの温かくて柔らかな存在が、自分の血を分けた子どもだったら、抱きしめた時にどんなきもちになるんだろう、とか、そういう思いが寄せては返す波のように私の心をざわつかせていました。
できれば子どもがほしい。
でも、子どもがほしいから婚活しようとかそういう行動を起こすほどでもなく…。
年齢はすでに高齢出産と言われる年齢に達している。
子どもを産むための行動を起こさなくて将来後悔しないのか!?という自問自答の末、「ブライダルチェックをしよう」と思うに至りました。
ブライダルチェックとは
ブライダルチェックに明確な定義はないようですが、大きく2つの意味があるようです。
ひとつは自身が健康であるかどうかという単純な健診の意味。
もうひとつは妊娠に影響のある病気がないかを 確認するという意味だそう。
「羊水が腐る」なんて言った芸能人が昔いて世間を騒がせていましたが、それは言い過ぎだとしても35歳以上の初産はは高齢出産となり、ダウン症などの発症率が高まったり、流産・早産・死産の可能性が高まるのも事実。
私はここ数年で認知度が高まった卵巣年齢が気になっており、色々調べた末にブライダルチェックへとたどり着きました。
ブライダルチェックは結婚前や妊活時に受ける人が多いようですが、私のように独身でも自分の体の状態を把握するために受ける人もいるようです。きっと時代の変化ですね。
ブライダルチェックの費用と検査項目
検査は保険適用のものと自費のものがあるのですが、調べたところ大体どこのクリニックでも15,000円~40,000円程度でした。
検査項目は、問診や超音波検査など基本的な婦人科の検査、がん検査(子宮、乳がん)、おたふくかぜや風疹などの抗体検査、感染症・性感染症の検査、ホルモンの検査、そのほか排卵確認の検査など多岐にわたります。
検査項目が多くなるほど費用は高くなる(当然ですね)。
検査項目を見た限り、だいたい3つのフェーズに分かれているように感じました。
①基本的な婦人科の検査。
②①と③の中間。妊活をするうえで事前にしたほうがよい検査。
③不妊治療を目的とした詳細の検査。
といったイメージ。どこか医療関係のサイトに掲載されていたわけではなく、あくまで私が感じ取ったイメージなのであしからず。
私は普段の通院で①は検査済み。③ほど詳細の検査はいらず、卵巣年齢だけでも調べられればいいなと思い、通院の際に主治医に相談をしました。
私の通院する病院ではブライダルチェックというものはないらしく、血液検査でわかるクラミジア検査とAMHという卵巣年齢がわかる検査を受けてはどうかと提案されました。
また、ちょうどレルミナの服用が終わったところだったので、効果測定のためにMRIも受けることに。
費用はクラミジアの検査が約1,300円、MRIが約6,000円、自費だったAMHは5,000円、その他再診料等込みで14,000円ほど。
結果はまた別の記事で書きますが、検査を受けてよかったと思いました。
いつか子どもがほしいなら、早めの行動を。
正直、②③の検査は受けても受けなくてもどちらでもいいと思います。
ネットで検索していたら「ブライダルチェックは花嫁のマナー」みたいなページタイトルをつけている医療機関があったけど、私はちょっと嫌な気分になりました。
そう思う部分も確かにある。医療機関と言えど商売だし、キャッチーなタイトルのほうがサイトへの流入は増えると思いますが、「花嫁のマナーってなんじゃい。結婚前のマナーならともかく、花嫁に限定するんかい!」ってちょっと毒づいた。笑
話がそれましたね・・。
花嫁のマナーとは思わないけど、検査当時35歳で3年前にはジエノゲストを飲み始めていたことを思うと、どうせ調べるなら病気が発覚した時点で調べておいてもよかったなと思いました。
なぜなら、子どもを望んでいるのにホルモン療法を行っている場合、薬をやめなければ妊娠することはないから。
卵巣年齢がわかっていれば、あとどれくらい時間が残されているのか、残されている時間でどのような行動が起こせるのかが変わってくる。
特に30代で出産未経験の場合は、高齢出産のリスクを考えると残されている時間が少ないので、振り返って「3年前に受けていてもよかったな」と思ったのです。
実は3年前の病気発覚時、一瞬「ブライダルチェック」が頭をよぎっていました。でも、自分の体の状態を知る勇気がなく先送りに…
自分で決めて先送りしたので後悔はしていませんが、私と同じように30代で発覚した人がいたら、自分の経験を以て早めの検査を勧めると思います。
でもね、別に卵巣年齢なんて調べることができても調べなくてもいいと思う気持ちもあるんです。
結局はその人がどんなポリシーで生きているかで決めればよいこと。
検査をしなくても人生の優先順位を決められるなら、数値的なものはあくまで目安なので調べなくてもいいと思うのです。
だから、いろいろな人のいろいろな経験を聞いて、「あなたにとっての最適な判断」ができることを願っています。