『除菌・防災事業』について
小田玄紀です
先日より様々なところでリミックスポイントの新規事業で『除菌・防災事業』に取り組むということを発表してきました。
こちらについて、現状の取組について発表できる体制が整ったため、本日当社ホームぺージにて該当ページを掲載させて頂きました。
主な特徴としては・・・
除菌・防災といったテーマだけでなく、従来リミックスポイントの方で力を入れてきた省エネ化を含めてトータルに除菌・防災を含めた施設等のレジリエンス化を図っていくものになります。
これがリミックスポイントとして提供できる商品・サービスをとりまとめたイメージ図になります。避難所もそうですし、医療機関や公共機関など常に防災や除菌を意識しないといけない施設にはもちろん、オフィスビルや家庭においても、これからはウイルスとの戦いや様々な被災については意識が求められてきます。
こうした点について、総合的なソリューションを提供していける体制が昨年からの取組の結果として実現することが出来ました。
AI顔認識と体温検知のシステムは既に導入を始めたところもありますが、今後は施設などで体温検知は必須になってきます。非接触型の体温計は増えてきていますが、これを毎回やるのは明らかに非効率的です。
「Watch Over」はマスクをしていても体温検知が適切に出来、また、顔認証機能もあるため入退室管理も可能になります。学校やオフィスなどに設置することで、不審者の侵入防止にも繋がることが出来ます。
九州地域を含めて現在は大雨の影響により避難所生活を余儀なくされている方もいらっしゃるかと思いますが、今後夏になり、再び台風をはじめとした豪雨が襲来する可能性は強くあります。
やはりこうした際に避難所のウイルス感染が気になると思います。また、イベント施設やレストラン、公共施設などどうしても3密状態になってしまうところに関しては、漠然と「人が多そうだから危険」ということではなく、しっかりと密集状況やリスク状況を可視化していくことが重要です。
それを実現するのがこの機会です。CO2濃度値により、密閉状況をモニターし、密な状態かどうかをアラートを出す機能があります。大型モニターにも投影ができるため、避難所やイベント会場の前であったり、管理者が可視的に現状について把握することが出来ます。
そして空気感染を防ぐために何よりも有効なのが紫外線による照射です。エアロシールドは直線状に紫外線を放射することで、空気に舞うウイルスを除去することが期待されます。
先日も
このような記事が掲載されていましたが、我々も実際に調査をしてコロナウイルスだけでなく様々なウイルスが日常生活では至るところに存在していることが確認できました。こうしたウイルスには紫外線による照射が一定の効果があることが確認されています。
なお、紫外線照射については222nmの紫外線は人体に触れても安全という論文も出てきていますが、当社としてはこの安全性については未だ懐疑的です。1時間あたり4分程度であれば222nm紫外線を浴びても問題ない可能性はありますが、それ以上浴びてしまうと万が一のリスクはあると考えています。そのため、『エアロシールド』は人が接触することのない高さに設置をし、直線状に紫外線照射を行うことを重視しています。
「arc」シリーズも空気環境改善に効果的です。日本では空気清浄機がとても多く普及しており、一家に一台から、一部屋に一台というペースで普及しはじめています。しかし、結論から言うと多くの空気清浄機はウイルスに対する効果は一切ありません。
これは「一切」という言葉を敢えて使うほど、効果がありません(タクシー会社でも空気清浄機能を入れているところがありますが、ウイルスには効果がありません)。あくまで一般的な空気清浄機は脱臭効果とイオン発生効果はあります。ただ、ウイルスに対する除菌効果はありません。「arc」シリーズは光触媒を活用した除菌・脱臭効果がある機材です。
移動も簡単なので、これは今後空気清浄機に代わる導入が期待されます。
抗菌コーティングについても今後、取扱いをしていきます。抗菌については様々な抗菌用塗料がありますが、大事なことは塗料に加えて施工技術です。
噴霧器を使い、中央部分からただ噴射するだけでは実はしっかりと溶剤が行き渡らず、効果に限界があります。しっかりと職人が噴霧・塗布をしていくことが重要です。リミックスポイントは全国に施工店を契約し、一定の施工技術が確認されたところに限定して、施工を認める体制で抗菌コーティング事業については臨んでいきます。
避難所や公共施設、医療機関では被雷も重要な対策になってきます。昨年より取扱をしているdinntecoは雷の発生を防ぐ避雷針です。被雷することにより電気設備に大きなダメージを与えてしまいますが、こうした点をカバーすることが出来ます。これは風車などでも活用することが出来るので、風力発電などにおいても落雷の被害は大きいので、非常に効果が期待されます。
非常用発電機もこれから重要になってきます。被災地で最も重要なのは非常用発電機です。電線が切れることで電気供給は出来なくなります。また、これまで多くの非常用発電機がガソリンなどを使うものでした。実は昨年の大雨の際にも半分以上の非常用発電機が使えないことが問題になりました。
それはガソリン式の場合は半年に一度、メンテナンスが必要になります。メンテナンスをしないとガソリンが固まってしまい使えなくなってしまうことが多くあります。このため、非常用発電機はあるのに使えないということが生じてしまいました。
MAGRINはこうした問題を解決する画期的な商品です。簡単にいうと「塩水」で発電が可能になります。しかも一度付けると72時間の持続発電が可能になるので、防災時には非常に役に立ちます。
電気だけでなく、水も被災した際には重要になります。「AQUAM」は『空気から飲み水』を作ることが出来る機械です。
『えっ?』と思う人もいるかもしれませんが、『空気から飲み水』が作れるんです。しかも1日200リットルまで作ることが可能になります。
先ほどのMAGRINで発電をして、AQUAMで水を作ることが出来れば、防災対応としては多くの課題を解決することが可能になります。
そして、日常生活をする上でも、防災時においても電気は常に大事な存在です。毎日使うものだからこそ、お得な電気が重要になります。我々新電力事業者は従来の大手電力会社(東京電力さんや中部電力さんなど)の託送部門に対して託送料金を支払っているため、電気の供給は従来の大手電力会社が電力は供給します。そのため、防災時においても大手電力会社から電力は供給されます。
同じ電気なので、少しでもお得に、そして、クリーンな電力を選びたいという方に「リミックスでんき」はおススメです。見積もりはWEBからでも簡単にできます。もちろん無料です。試して頂けると、どれだけ下がるのかが分かっていただけると思います。
特に除菌や防災については、部分的に色々試すことよりも総合的なソリューションが必要になります。現在も国内だけでなく海外でも新型コロナウイルスの感染者数はまた増えています。
しかし、既に地方自治体を含めて財源に限りがある中で、自粛といった守りにも限界があります。『経済再開』と『新型コロナウイルスと正しく付き合うこと』が何よりもこれから重要になってきます。
そのような中で総合的なソリューションを提供できるように、これまで準備をしてきました。
先日も別のコラムで書きましたが、全てをいきなり変えることはできません。
『あしたを、もっと、あたらしく。』
少しづつ、出来ることに挑戦していきます。今日、ご紹介したのも、あくまで一歩目に過ぎません。
これから、1つ1つ、顧客の開拓や代理店・取次店の開拓などを実行していきます。
2020年7月13日 小田玄紀