996.興味をもっと持って欲しいな！

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営業＆人材育成トレーナー
アンガーマネジメントコンサルタント
Office M＆Rの坂山一哉です。

うちの事務所に、諦めずに営業に来る
営業二年目の方がいる。
いや、いた。

まだまだフレッシュであり、
またもっとこうしたら良いのにな！って
思うところもいっぱいある。

この彼、本当に一生懸命であり、
買って欲しい、使って欲しい感ありありなのだ。

でも若手はこれくらいの意識があっても
良いと私は思う。

いつも多くを喋るな！
とか、
購入を迫るな！などと書いているが、

でもこの彼のように、
意思が伝わるのも営業にとっては
大事なことなのだ。

しかしこの彼には申し訳ないのだが、
私の今の状況では、彼の商品を扱う状況ではない。
というよりも、彼が勧めてくるものは、
今うちには全部あるからだ。

それでも彼は、
一生懸命に訪問してくる。

ちょっとお節介の気持ちがでてきて、
彼に「営業の話を聞いてみないか？」と
逆に営業をかけてみたのだ。

「会社で教えてもらうことに
さらにプラスできるようなことを
一緒に考えるんです。」
とサラッとお伝えしたのだが・・・

そして、
彼は「また来ます」とだけ言って
帰って行った。

その言葉を聞き、
「あっ、もう彼は来ないな！」
と思った。
そしてその後来なくなったのだ。

ではどうして
来ないな！と思ったのか？

彼はずっと訪問しては、
商品の使用を迫ってきた。

新人さんの一生懸命さは
私には伝わった。

でも私がどういうことをしていて、
何を求めているかなど、
今まで何も聞かなかった。

新人さんだから聞けないのでは？
と思うかもしれない。

いやいやそれは一回目ならまだしも、
彼はもう数回訪問している。

でも何も聞かずに使ってくれの営業だったし、
それに先ほども書いたが、
私の今の状況では、
彼の製品は全て揃っているのだ。

簡単に言うと、
彼は私には興味がなかったと言うこと。

そして逆営業を受けた。
もし興味があれば、
もっと聞きたいと思ったかもしれない。

そして聞いた後に、
断ることもできたかもしれない。

でも彼は
「また来ます」と発しただけ。

また来ますは、営業的には断り文句。

それを彼自身から発したということは、
もういいや！ってことだよね。

ちょっと意地悪してしまったか？
でも悪気があってしたのではない。

頑張って欲しいんだよ。
もっともっといろんなことを知って、
経験して、もっと大きくなって欲しい。

営業の楽しさをこれからさらにして欲しいな！
って思っているのですよ。

だから、
頑張って！

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