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【テントサウナ購入】仲間や家族と開放感あふれる休日を
この記事を見て下さっている方は、昨今の混み合ったサウナやマナーを守らない周りの客に嫌気がさしていて、もういっそのこと自分でサウナを買って楽しみたい。そう考えていらっしゃる方なのかなと思います。
サウナを好きになったきっかけ
初めに私がサウナを好きになったきっかけを語らせてください。正直周りの人に誇れるようなものではありませんが・・・。
2019年の秋頃に嫌で嫌で仕方がなかった職場から強制的に距離を置けるサードプレイスとしてサウナに通うようになりました。主体的なものではなく、よく分からないまま同期に連れていかれたのがきっかけでした。今思うと、真面目すぎた自分を仕事から引き剥がす為に気を遣ってくれたのかもしれません。
その後、日常的にサウナに入るようになり、気付けばマルシンスパ、北欧、しきじなどドラマサ道に登場する様な有名なサウナを巡るのが趣味になり、各施設のこだわりを知ることが何よりも楽しく、サウナの奥深さにどっぷりとハマっていきました。
自己紹介
申し遅れました。私は、InstagramでSauna crafting jpというサウナアカウントを運用しているgenkiと申します。今回は、なぜ私がテントサウナを購入したのか、そして買ってどう良かったのかを背景を交えつつ説明できればと思います。
テントサウナを買おうと決めた背景
遡ること、2020年3月。ふと思い立ち、ド平日の水曜日に有休を取り、長野県のTHE SAUNAに弾丸サ旅に一人で行きました。東京から日帰りでしたし、今考えるとその時のエネルギーは凄まじいですね(笑)
その頃のTHE SAUNAは、知る人ぞ知る、日本ではまだ珍しい本格的なフィンランドサウナという感じで、予約は結構簡単に取れました。
幸福度世界一の北欧、フィンランドの世界観を初めて肌で感じ、大自然の中で日常の喧騒を忘れ、サウナに入り自分達だけの時間を存分に楽しめるというのが、当時の自分には相当新鮮で、まだまだ人生捨てたもんじゃないなと。
大袈裟ではなく、そのくらい幸せを感じたのを覚えています。
その頃世間では、コロナウィルスの存在がチラホラと囁かれていた時期でした。もはや生活の一部になったと言っても過言ではないサウナが徐々に制限され、ついに4月頃には銭湯に行くのは世間的にタブーとなってしまいました。慣れない在宅ワーク、不規則な食生活、大切な人にも会えない。そして何より、サウナという唯一のストレス解消法を失ったので、日々メンタルがすり減っていくような感覚でした。ここで思ったわけです。
「行けるサウナがないのなら、自分のサウナを持てば良いじゃないか」
例えば、自分も友人もお互いにリモートワークが中心の仕事をしていて、出社による感染のリスクが低いのであれば、車移動でキャンプ場に行ったとしても感染のリスクは低いと思いました。
「テントサウナ」
調べていて、このワードがヒットした時、これだ!と直感で購入を決めました。当時はテントサウナのラインナップとして、MORZHかMobibaの2種類しか市場に出ているものはなく、MORZHは価格は高いが100℃越えの灼熱サウナ、Mobibaは価格は安くコンパクトだがロウリュウができず、見た目が正直微妙。
もうMORZHしか眼中にありませんでした。すぐに購入を決めました。
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テントサウナを実際に買ってみて
テントサウナが届き、まずはどこでやったら良いのか探すところから始めました。これはもう直接キャンプ場に問い合わせるしかありません。
電話でテントサウナと言うと100%なんだこいつ状態でしたし、川の水の綺麗さが満足度にも直結するので場所の開拓はかなり難しかったです。
例えば、埼玉県の中では秩父の武甲キャンプ場や長瀞の方の木の村キャンプ場はかなり理解のある場所で、毎回心置きなくサウナを楽しむことができています。東京都の中では十里木ランドやバカンス村が安定です。
徐々に使い方にも慣れて、今では定期的にテントサウナ会を開いています。自然に触れ、他愛のない会話で笑い、美味しいものを食べて、仲間や家族と充実した休日を過ごすことができています。
今でもコロナウィルスの感染拡大や日々の仕事などでストレスフルな社会ですが、ひと時でも忘れ、リフレッシュすることができているのは、間違いなく、自分だけのテントサウナを買ったおかげだと思います。
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組み合わせ次第で遊びの幅は広がる
テントサウナは、使い方によっては色んなコンテンツと組み合わせることができます。実例を3つ紹介させて頂きます。
サウナとBBQ
例えば一番無難なのは、サウナとBBQ。自然の中で味わう料理はなぜだか美味しい。それがサウナでリフレッシュした後だったらさらに旨味がブーストします。
テントサウナには、人が集まります。
料理が得意な人が腕を振るっても良いし、コーヒーが好きな人が抜群に美味しいコーヒーを淹れても良いし、テントサウナは個々の「好き」を存分に発揮するのにもってこいの環境です。
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サウナとArt
アートが好きでイラストを描いたり、アパレルグッズを販売したりしている友人がいます。そしてフィンランドのサウナにも入ったことがあるという生粋のサウナーの友人がいます。この友人達と、サウナとアートのイベントを企画しました。(私はサウナを準備しただけでイベントの企画はほぼ彼女らが頑張ってくれました。)
ととのった状態をアートにしてみようという企画で、誰でも簡単にできるたらし込み画法という、絵具を混ぜてキャンパスにたらし込むアートをやってみました。普段の生活の中で、何かをアートで表現する様な時間ってなかなか無いですよね。ましてや、やったことがないアートなんて、ハードルがやや高いです。
そんな中、たらし込みアートは、好きな色の絵具を混ぜてたらし込んで作るアートなので、完成形は誰も予想できず、失敗がないので、ハードルは最小限になりました。サウナでスッキリと思考をととのえて、ピュアな状態ででアートと向き合う。
とても豊かで笑顔がいっぱいのイベントを作ることができました。
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サウナとカレー
皆さんの周りにやたらとスパイスカレーにのめり込む方はいらっしゃいませんか?なぜだか分かりませんが、必ず一定数いるかと思います(笑)
私の知り合いにもスパイスカレーの奥深さに目覚め、平日は会社のランチタイムに社内販売、休日は間借りでカレー屋さんを営む方がいます。その名もとさかりーさん。
その方と「サウナとスパイスカレーであったまろう」というイベントを企画しました。サウナに入ると沢山汗をかいて、水分もミネラルも抜けるので、サウナ後には塩分の効いた濃いめの味のものを食べたくなります。いわゆるサ飯。このサ飯の中でも、カレーは王道なんです。また、寒い中飲むマサラチャイも格別ですよ。
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サウナと内省
コーチングという仕事をご存知でしょうか?CPCCというコーチングの資格を有するプロフェッショナルも所属する一般社団法人コレヲキニの皆様とサウナと内省というイベントを企画しました。
(CPCCは「Certified Professional Co-Active Coach」の略称で、CTIというコーチ養成機関が国際的に認定しているコーチング資格です。)
サウナで己と向き合い、自分の現状を知ると共に、本来自分がやりたいことは何なのか、どういう生き方をしたいのか、改めて考えを深めてみるワークショップ形式のイベントを行いました。
サウナでスッキリと思考をととのえ、改めて自分と向き合ってみて、感じたことを発信してみて客観的に周りからフィードバックを頂くという流れで、最後には自分のこうしたい、こうありたいというWishを公言。
ワークショップの前後で顔つきが変わった方もいるくらい、とても前向きな満足度の高い素敵なイベントになりました。
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改めて、テントサウナを買って良かった。
上記の様に、組み合わせ次第でサウナの可能性は無限に広がります。有名な例を挙げると、チームラボがサウナとアートを掛け合わせたサウナをオープンしたり、恵比寿には2階がサウナになっている蕎麦屋があったり、日本中の絶景スポットでテントサウナイベントを行う旅するサウナカップルというサウナーカップルがいたり、様々なサウナと何かの組み合わせがあります。
テントサウナを買って良かったと思うことは、冒頭の目的である自分のサウナを作って、周りを気にすることがなく存分に自分達だけのサウナ時間を楽しめる様になったということは勿論、上記の様な色んな遊び方を実現できたことです。沢山の参加者に喜んで頂けましたし、自分の幸福度のupにも繋がっています。
やっぱり、サウナに救われた自分としては、サウナの良さをもっと広めたいと思っているんですよね。そして、サウナに救われる人は、絶対にまだ沢山いると思います。
どれを買えば良いの?MORZH vs EX-PRO CUBE4
ここまで読んで下さった方は、おそらく現実的にテントサウナを買いたいと思っていらっしゃる方なのではないでしょうか。
先にも述べた様に、一昔前はMORZHかMobibaの2択しかありませんでした。今では、EX-PRO CUBE4というテントサウナも台頭してきました。
私自身MORZHを購入し、大満足しているのですが、いくつか問題点はあります。それは設営の大変さです。
MORZHは、慣れれば10分程で設営できるのですが、テントをかなり力強く張った状態でないとポールを収納するチャックが閉まらなかったり、完全にチャックを閉めるには椅子が必要だったり、正直いくつかどうにかしたい課題はあります。
一方で、EX-PRO CUBE4であれば女性一人でも1分弱で簡単に設営ができます。また、市場に出ているテントサウナの中で、温度が一番高くなるのはMORZHと言うイメージがありますが、実際にはEX-PRO CUBE4も同等あるいはそれ以上という実験結果があります。実験内容は下記のヴィレッジバンガードさんの記事をご参照ください。https://www.village-v.co.jp/news/media/8289
細かいですが、入り口がチャック式かドア型かでもだいぶ利便性に差が出てきます。MORZHの入り口はチャックなので、金属部分が高温になり開けづらく、またチャックが生地と噛みやすいので出る時に苦労することがあります。
今、どちらのサウナが良いかと考えてみると、設営の簡便性、温度の高さ、出入りのしやすさを考慮すると、EX-PRO CUBE4に軍配が上がると思います。
あとは、デザインの好みですかね。MORZHはいわゆる一般的なテント型、EX-PRO CUBE4はキューブ型なので、好みは分かれるかもしれません。お好きなデザインを選ぶのが良いでしょう。
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注意 ※これだけは絶対に見て頂きたいです。
テントサウナの魅力を語る自分ですが、絶対にこれだけはお伝えしなくてはいけないということがあります。
それはテントサウナの危険性についてです。
もしあなたがテントサウナオーナーになって、早速友人を呼んでサウナを楽しもう!と思っていた矢先に友人が怪我をしてしまったと考えてみてください。今後の関係性にも関わるかもしれませんし、地獄です。
実際に私は知り合いのテントサウナ会に呼んで頂いた際に、大怪我をしてしまいました。腕に火傷を負い、今でも痕が残っています。
その日は、とある場所でテントサウナ会が開かれていたのですが、急に暴風雨となり、テントサウナがサザエさんの家状態でした。
飛ばされない様にテントを全員で抑えていたのですが、一瞬の突風でテントごとひっくり返り、私は運悪くストーブの近くにいたので、気付いたら煙突が腕の上に乗っかっており、大火傷となりました。
嘘ではありません。あの光景は走馬灯の様にフラッシュバックすることがあります。自分は男で良かったですが、もし女性であれば裁判沙汰にしてもおかしくないくらいの事故です。
テントサウナは危ないからやめておけと言いたいのではなく、テントサウナを使う際は、必ず説明書やその場所のガイドラインを遵守し、安全を第一に行動する様にして頂きたいと言いたいのです。
例えば基本的なことで言うと
どんなに晴れた日でもロープを張って、ペグで固定しましょう。
薪を入れる時など、ストーブを扱う際は必ず耐熱グローブをしましょう。
大丈夫大丈夫〜と言いながら、ストーブの窓に触れてしまい火傷した友人がいます。(軽度でしたが、危険)
ストーブを扱うのはしっかりと説明を受けて慣れた人のみという独自ルールを設けても良いかと思います。
まとめとテントサウナ購入のすすめ
最後に散々脅すような事を言ってしまったので、テントサウナを買うのはやめようと思わせてしまったかもしれません。ただ、安全の部分は本当に重要だと思うのでお伝えしました。何卒、ご理解頂けますと幸いです。
改めまして、この記事の総括をまとめます。
テントサウナを購入すれば周りを気にすることがなく、存分に自分達だけのサウナ時間を楽しめる様になります。
組み合わせによって様々な楽しみ方ができます。
テントサウナはあなたの休日の質をグンと上げてくれるツールです。
ぜひ購入してみて、あなたのサウナライフを充実させてみてはいかがでしょうか?
テントサウナのご購入はコチラ
以上、「テントサウナの魅力」 by Genki / Sauna crafting jp でした。