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あなたは大丈夫?雨水シーズンの“隠れ冷え”が招く不調と対策法 二十四節気で学ぶ暮らしと健康のヒント6
あなたは大丈夫?雨水シーズンの“隠れ冷え”が招く不調と対策法
こんにちは、元気スタイルです!
寒波の影響でまだまだ厳しい寒さが続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?暦の上では少しずつ春の気配が感じられる頃ですね。
2月の第4週にあたる時期は、二十四節気のひとつ「雨水(うすい)」の時期。雪が雨に変わり、凍てついた大地も少しずつ緩み始める頃とされています。とはいえ、寒暖差が激しく、体調を崩しやすい時期でもあります。
今回は、そんな「雨水」の季節に合わせて、湿気の増加に備えた呼吸法と免疫力アップのポイントをご紹介します!
◆ 雨水とは?
雨水は、春の訪れを知らせる二十四節気のひとつで、例年2月19日頃から始まります。(今年は18日)この頃になると、雪から雨へと変わり、空気の湿度も少しずつ上がってきます。とはいえ、まだ冬の名残が色濃く、冷たい風が吹く日も多いため、油断は禁物ですね。
湿気が増え始めると、体内の巡りに影響を与えるため、特に「肺」や「免疫力」に気を配ることが大切です。東洋医学では、湿気が増えると体に余分な水分が溜まりやすくなり、むくみやだるさを感じやすくなると考えられています。この時期の不調を防ぐために、適切な呼吸法と免疫力アップのポイントを押さえておきましょう。
◆ 湿気対策!呼吸を深めて免疫力アップ
この時期に大切なのは、湿気に負けない「深い呼吸」。呼吸が浅くなると、自律神経のバランスが乱れ、免疫力が低下しやすくなります。そこで、おすすめなのが「丹田呼吸法」。
【丹田呼吸法のやり方】
・背筋を伸ばし、肩の力を抜いて座る。
・お腹(丹田=へその下あたり)に意識を向けながら、鼻からゆっくりと息を吸い込む。
・お腹が膨らむのを感じながら、深く吸い込んだら、口からゆっくりと吐き出す。
これを5回ほど繰り返します。
朝や寝る前に行うことで、心身がリラックスし、自律神経が整いやすくなります。ゆっくりとした呼吸を意識しながら、ぜひ試してみてくださいね。
◆ 免疫力を高める生活習慣
雨水の季節は、気温の変化が激しいため、体温調節が鍵になります。免疫力を維持するために、次のポイントを意識しましょう。
1,温活を意識する
冷えは免疫力を低下させる原因の一つ。朝は白湯を飲んで内側から温め、ショウガや発酵食品を積極的に取り入れましょう。
2,適度な運動で巡りをよくする
湿気が多くなると体が重だるくなりやすいので、軽いストレッチやウォーキングで血流を促進しましょう。
3,質の良い睡眠を確保する
寒暖差の影響で自律神経が乱れがちな時期。寝る前にストレッチや深呼吸を行い、リラックスした状態で眠ることが大切です。
◆ 雨水の過ごし方
雨水の季節は、春の訪れを感じながらも、まだ冬の寒さが続く時期。この時期にしっかりと体を整えておくことで、次の「啓蟄(けいちつ)」にはスムーズに春を迎える準備ができます。
今の時期は、受験シーズン真っ只中ですね。受験生の皆さんやご家族の方は、寒暖差の激しいこの時期、体調を崩さないようにしっかりと暖かくしてお過ごしくださいね。
次回は、雨水の「実践編」として、具体的なストレッチや食事法をご紹介します。最後までお読みいただきありがとうございました!ぜひコメント、スキ、ご感想をお寄せください。皆さんの応援が励みになります。また次回もお楽しみに!