心の奥の小さな声
昨日、お友だちがやっている居酒屋さんで働いていた時のこと。
お酒を出したり、お皿洗いをしたり、簡単な料理の盛り付けをしたりするのが僕の役割。
カウンター席のみということもあり、お客様との距離も近く、たまにお酒を頂けたりもする。
どのタイミングだったか忘れましたが、ふとこんな声が聞こえました。
僕はこちら側の方が好きだなぁ。
要は、カウンターの席に座ってお酒を飲むのよりも、カウンターのこちら側で立ちながら、働きながら、お客様のお話を聞きながら、少しだけお酒を飲む方が、僕は好きだなぁ、僕に合っているなぁ、ということ。
不思議な感じがしたけど、確かに聞こえました。
経済的な面での苦労は絶えないし、この先の不安も大きいけど、僕にはこの方が合っているみたい。
苦労する方が合っているというと嫌な感じしかしないけど、人をもてなすというか喜ばせる、そちら側の人でありたいとは思う。
この生活を続けていくことへの不安が大きかったけど、これで良いのかもなぁ、と真っ暗な道の中に微かな光を見つけたような気分でした。
これで良いんだなぁ、この道から外れるのは良くないんだなぁ、と。
この小さな声を頼りに、またこの先のことを考え直してみたいと思います。
昨日の記事。
笑うって簡単じゃない。
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