わずか4%・・・さんたんたる有様かな・・
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FPの植田です🙋♂️
20〜30代に占める
「つみたてNISA口座の開設数」は、
今のところ 約4% でした。
👉つみたてNISA とは?
👉投資の非課税制度のことです。
20~30代の人の人口はいま、約2650万人です。
一方で、
その年齢層の、つみたてNISA開設数は
約106万口座。
つまり約4%です。
えっ?それだけなの?
おおお、、、😰
なんと言うことだろう。
包み隠さず申せば、、、
「大変恐ろしい」、と思ったのです。
※NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査(2020 年 6 月末時点)
おそらく、
「それが一体何なのか」
「どう言う効果があるのか」
これをキチンと言う人が
その年代の方の周りに
いないのではないか?
と思います。
大変に勿体無いと言うか、本当に
いいのだろうか?、これで・・。
いや、逆に
「そんなのやる資金的余裕がない」
と言うことも
あり得るのだろうか?
しかし、
👉月100円〜でも、投資信託による
積み立て投資は可能 だし
つみたてNISA制度を使う資産形成を
「資金的余裕の問題」で、
できない、、、となると
そっちの方がもっと大問題ですね。
多くの若年層の
資産形成にチカラになるはずの
👉つみたてNISA ・・・
これがいまだに
ほとんど使われていない、と言うのが
現実のようです。
(たぶん制度をほとんど認識すらされていない?)
確定拠出年金の方もあるから
つみたてNISAは不要!
とする人もいる、
という可能性もあるが、
それにしても
約4%というのは
少なすぎる気がしました。
そして、これの
「何が恐ろしい」か
というと、
世間では確実に今後、
「貧困層」
はますます増えますよね。
経済格差は拡大する、
その流れは
コ●ナ禍でますます
明確になりました。
危機感のある人は
資産形成について
投資信託や運用方法などを
すでに学び始めていると思います。
その中で、実は20~30代の
つみたてNISAの口座開設者の割合が
わずかに約4%というのは、
うーんと・・ちょっと
コワイですよね。💦
果たしてそれで
いろいろと、
多くの若年層の方々は
将来的に
大丈夫なのだろうか・・。
(お節介)
社会全体で若い人に対する
金融教育というものが
すでにかなり
遅れている件についても
改めて恐ろしいと思いました。
というわけで、
もし今
これをお読みになっているあなたが、
20、30代の方だとして、
まだ「つみたてNISA」を
ご存知でないならば、
早期に検討した方が
良いでしょう・・・。
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🟧植田言志(うえだげんじ)
1977年千葉県生まれ、宮城県育ち
画家&フィナンシャルプランナー&投資家
仙台一高卒、筑波大学芸術専門学群卒業
‘19年国際博物館会議京都大会出展
‘19年銀座画廊「美の起原」展入選
ペン画、水彩画などを制作、個展販売&依頼制作
絵画教室主催
趣味=経済の勉強、投資、近代日本史、
ランニング、書道、その他
※一般NISAは2014年スタート、つみたてNISAは2018年スタート。
その影響もあってか30代の一般NISA口座開設数は約123.3万口座であり、
同じく30代のつみたてNISA口座開設数は
約64.8万口座である。なお、20代30代における
一般 および つみたてNISA口座 の開設数の合計は、
約276万口座であるが、それでも20〜30代人口の
約10%程度にとどまる。
※口座数データは2020年6月時点のもの。
※人口データは2021年5月のものである。