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何もしない恐怖と焦りとの闘い



いつからか分からないが、何もしない日を恐れるようになってしまった。


現在22歳の俺。初めて読まれる方、こんばんは。
元々就職というものに全く興味がなく、自分のやりたいことをやりたいと思い大学を休学し、旅をしたり珍しいバイトをしてみたのが去年の事。


今年は「面白いと思うことをひたすら形にする」という目標を決め、高校の先輩と「エンタメ」としてのコンビを組んだものの、中々上手くいかず。
ていうか1か月前から相方から全く連絡が来なくなった。


相方、もしこれを読んでたら今すぐ連絡してくれ。寂しいぞ。


「やりたいことをやる」って一見楽に感じると思うし、僕自身めっちゃ楽だと思ってた。

思ってた、ね。


てことは今は楽じゃないと思ってるってこよなんだけど、何がキツいか。

個人的にヒシヒシと感じるのは、「やりたいこと」を探すことではなく、「焦り」だ。


なんの焦りなのか。

周りとの比較だ。

周りは新卒の世代であり、みんな就職した。そことは一線を引いてるつもりでも、どこか比較してしまう。

また、自分は成り上がりたいと心無しか思ってしまうので、「なんで上手くいかないんだ!」と焦ってしまうことが多々ある。

焦ったって腹が減るだけなのにね。


「やりたいことをやる」ってスタンスは意外と難しいと思ってて、
何か目標を定めてしまった瞬間に「やりたいことをやらないといけない」という思考に変わってしまう気がする。


だから、何もしていない日が怖くて仕方ない。


昔は何もしない日こそ至福の時だったのに。

もちろん良い事なのかもしれない。ひっくり返せば「何かしたい」なのかもしれない。ただ、恐怖と戦うことは本質とは言えない。



とは悩みつつも将来に一切不安はない。近道か遠回りかで、近道を探して焦ってるだけなのだ。
心境は常々変化する。作品に触れたり、人の話を聞いたり、風を感じたりするだけで心は変わる。


ただ、今「怖い」と思う気持ちを綴ることこそがリアルであり、「今」に価値が付く。



心境の変化こそ、歩いた軌跡ではないだろうか。

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