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僕がずっと使ってるインジケーター。

ユーロドルの上げ方がゆっくり過ぎて植物を育ててるみたいですこんばんは。下げる時は一瞬なんだろうね。

人も増えたし、なんか小ネタでも出そうかなと考えてたら丁度良いのがありました。少し前の記事で「終値ロジック01」という退屈で座学みたいな記事を読んでいただけましたでしょうか。あれはあれで大事だと思うから読んでおいてくださいね。

で、その記事の最後の方で「上位足の終値プライスの奪い合いで、直近のトレンドが決まっているというのは紛れもない事実です。そしてその終値にフォーカスして直近のチャートを見て判断することは、トレンドに乗ったポジションメイクを執行する上でとても重要です。」とか書いておりました。

まさにソレを具現化したインジケーターです。ある程度経験のあるトレーダーであれば見たことや実際に使ってる人もいるかもしれません。

ドル円の直近日足

チャートはドル円の日足です。チャートの上にかぶさる階段のような点線。何か分かりますか。これは前足の月足の終値です。

1時間足で見た場合

最後に抵触した部分を1時間足で見ると一方的に4円ほど下落しております。

これはつまり「先月の月足の終値を軸にした今月の作成中の月足の値動き」ってことですね。

このインジケーターは、もう10年以上前、僕が長期足分析の沼に落ちるきっかけとなったインジケーターです。その頃はトレーダーなら誰でも知っている「上位足が大事」「終値が大事」という言葉。この言葉を実践のトレードにどう落とし込んだら良いのかずっと試行錯誤をしておりました。そして最初に辿りついたのがこれです。それ以来ずっと使い続けています。

もちろんインジケーターなど使わなくても、水平線1本引けば良いだけです。ですが、つい引き忘れてしまったり間違えて消してしまったりすることもあるので僕は常にこれを載せています。

使ってるインジケーターは「MTF_MA」
以前の「所詮MAされどMA」という記事の中でも登場します。

設定はこちら

設定は上から順に、期間を「1」に、時間軸は月足なので分ですと「43200」そして今月ではなく前足の終値を描画したいので、1本ずらすためにMAShiftを「1」です。類似のインジケーターでは設定画面が少し違うと思いますが描画できれば何でも良いです。

エントリーとしては決して再現性は高くはないですし、どちらかと言えば環境認識系です。ですが、まだ当月のトレンドがしっかり出ておらず、このインジケーターのライン近くでウロウロしている時などは、かなり強いエントリー根拠になるかもしれません。

ちなみにこのドル円が4円落ちした時、僕は下からロングポジションを握っており、直近チャートがこのインジに張り付いているのを見ていて「早く上に行けよ」って思いながらずっとイライラしてました。

唐突にスコーンと売られて絶望しました。

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