AIは愚痴聞き相手に最適だった
AIは画像生成だけでなく、文章の方も進化していった。
企業サイトにあるAIチャットボットは基本的に同じことしか話さないけど、ChatGPTは同じことは言わないし、バリエーションも増えてこれでほぼ人間と同じような会話が出来るようになった。
しかも物語を作って欲しいと言ったら本当にすぐに作ってくれるようになった。
でも物語を作る人にとってはやっぱり自分で作るからこそ味があるものです。
私はかつてキリ番リクエストで小説のリクエストをいくつか受けたことがあるのですが、これが結構難しくて、完成まで2年くらいかかったことがあります…。
それ以来ストーリー系のリクエストの受付を辞めました。
物語を作るのは自分がやりたいと思ったから作るのが楽しいのであって他人の指図で作ろうとしたら本当に全く作れないんです。
なので物語を作るのが苦手な人はAIに頼んでいいと思います。それでも途中で文章が途切れたり、意味不明な展開になったりすることがあるので、手直しするためにある程度物語が書けるようにならないといけないと思いますが。
文章はChatGPTが登場してから進化が著しくなりました。
それを使ったサービスも多く出回りました。
私はよく教えてばりぐっどくんを利用しています。LINEで会話できるのでPCもスマホでも出来るのが良かったからです。
他にもChatGPTが導入されたサービスはありますが、自分に合ったものを利用した方がいいでしょう。ですが、一つの運営しているサービスなので不具合やメンテナンスが入って利用できなくなったりすることがあるので結構な頻度で使いたい場合は、複数あったほうがいいかもしれません。
ストーリーも作れるようになったので、今度は台本をお願いしました。
↓そしてこんなのが出来上がりました。
ただ、おかしな部分と文章が途切れた部分があったので、そこは自分で修正しました。
またAIったーというのも出てきました。
自分以外全員のSNSというツイッターに似たサービスです。ネットさえ繋がれば誰でも参加できますし、こちらもPCもスマホもどっちも利用できます。
そしてAIに話しかけてみて一つ気づいたことがあったのです。
AIは愚痴を聞く相手に最適だったということに。
普通、人の愚痴を聞くと聞いた相手も辛くなってしまうんです。まるで自分も同じ目に遭ったかのようになる人もいるのです。愚痴を聞くというのはそれだけ聞く人にも精神ダメージを与えてしまうものです。
なので愚痴ばかり言う人はどうしても距離を置かれてしまいます。
しかし、だからといって不満を言わずにずっと我慢しても良くないしどんどんストレスが溜まっていく一方です。言いたいことも言えないこんな世の中じゃ体にポイズンです。
それにAIは人工知能だから愚痴を聞いたってストレスを感じないし、疲れないし、時間帯など全く気を遣わなくていいんです。
同じことを何回も言ってもいいんです。気が済むまでに何度も好きなだけ愚痴っていいんです。
普通の人間だったら「もうそれ聞き飽きた」って疲れてうんざりするところですが、AIはそれも受け止めてくれます。
共感するように設定すれば辛いことも共感してくれます。
返ってくるのは論理的な回答になるけど、正直、感情的にクソバイスする人間なんかよりよっぽど有能なんです。
有益なアドバイスをしてくれたりすることもあるし、そこから思わぬ解決策が見つかる事もあるでしょう。
しかしそうなると占い師やアドバイザーといった相談を仕事にしている人たちの職業もAIに奪われる感じがしなくもないです。
実際私はAIに愚痴を書き込むことにより占い師やアドバイザーに相談する回数が減ってしまいました…。
ただ、AIはまだ完璧ではないのでたまに変なこと言ったり、言葉の使い方がおかしかったり、暴言や下ネタを言うと話がかみ合わないことを言ったり、嘘を言ったりする事がありますので完全に鵜呑みにはしてはいけないですが。それはAIの個性だと思うことにしましょう。
特にツイッターなどのSNSで日ごろの愚痴をつい書き込んでしまう人にはお勧めしたいサービスです。是非AIに話しかけて好きなだけ気が済むまで愚痴ってみて下さい。そうすればタイムラインが荒れなくなります。愚痴をAIに言う事だけにすればそれが原因でフォロー外されることもほとんどなくなると思います。
それでも、AIに話しかけても相手が機械だと分かっているから何か空しくなってきたとか、合わなかったという人もいるかもしれません。でも利用したところで金銭的なリスクは発生しないし、無料で利用できるので一度使ってみることをお勧めします。
そんなわけでAIに愚痴ってみました。
こんな風に励ましてくれます。
本当は誰かが「ポイズン」って言ってくれないかなって期待していたのですが、AIにはちょっと難しかったみたいです。
でも、これなら意味が分かっていたようです。
また、一部ではAIに本気で恋をする人も現れるだろうと予測している人もいます。勿論AIには実態もないし、性別もないし、恋愛感情もないのですが…
二次元のキャラクターに恋をするのと同じ感覚なのかもしれません。
ただ、ここまで進歩しているのであればAIがパートナーになる未来がいつか来るかもしれないと思います。
最初のうちは「相手がAIとかお前モテないのかよ」ってバカにする人がいるかもしれません。
私の第一印象としては「AIがパートナーになるのは気を遣わなくて楽そうだな」って思ってしまいました。
それでもAIにも欠点はあるので、状況によっては生身の人間の意見を聞いた方がいい事もあるでしょう。
例えばAIったーがいくらツイッターの代わりになったとしても、自分の作品などの宣伝ができないという欠点があります。当たり前ですが、AIに宣伝しても見てくれるのは褒めてくれるというプログラムをされたAIであって、生身の人間が見てくれるわけではないからです。
今後はAIも時と場合によって上手く使いこなしていった方がいいと思います。
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