浮上への第一歩。ノジマステラ戦
2022年12月10日、長野Uスタジアムを会場に、
AC長野パルセイロレディースvsノジマステラ神奈川相模原
の試合が、14時03分キックオフで開催されました。
試合前
スタグル・グッズ
この日は午前中に仕事があり、終わってから急いでUスタへ。既に入場は終わっている頃でしたがいつもの席は確保。場外グルメスクエアの橙宴さんでもつ煮込みうどんを食べ、新しい缶バッジ&巾着に散財するなど楽しみました。スタメン表が出てはいましたが、今更肝付選手を左SBに持ってくるなんてことはないだろうなと思いながら見てました。ケガを心配していた川船選手はリザーブに。
練習
シュヴェスター壮行セレモニー
JFA第26回全日本U-18女子サッカー選手権大会の北信越大会に優勝し、年明け1月3日にはINAC神戸レオンチーナとの1回戦を控える、下部組織AC長野パルセイロシュヴェスターの壮行セレモニーが試合前に行われ、チームを代表してキャプテンの北沢選手と大滝監督が挨拶を行いました。
入場・記念撮影
試合
前半
前半はノジマが優勢に試合を進めるも、パルセイロレディースも耐えて時間が進みます。余談になりますが、前半38分のGK伊藤有里彩選手がエリア外に飛び出したシーン、あれファウル取られなくて良かった…。同じ日の新潟vs大宮では、エリア外に飛び出した新潟GK平尾選手が相手と接触し一発退場になっていました。長野のシーンはお互いギリギリのタイミングだったこともあるのでファウルはとりづらいだろうけど、接触シーンはヒヤヒヤする…。
試合が動いたのは43分。
左サイドを攻め上がった岡本選手から中央の伊藤めぐみ選手へグラウンダーの速いパス。これを伊藤選手がワンタッチヒールパスで後ろに落とし、瀧澤選手がダイレクトのロングシュート。これはバー直撃も、そのまま走り込んでいた伊藤めぐみ選手が詰めて長野が先制。
公式Youtubeにはオフサイドを気にするコメント。確かに映像見るとギリギリ。現場ではゴールの直後にノジマの選手が手を上げたが主審副審共にゴール判定でした。
開幕から4連敗中の長野にとっては、初の先制点。
直後のピンチも凌いで、1-0のリードで前半終了。
後半
先制はしたものの、前半サイドで起点を作られ劣勢に回っていた時間も多く、長野の田代監督はハーフタイムに菊池→長江の選手交代、更にシステムを3バックに変え、岡本選手と奥津選手を前に出す3-4-2-1のような形に。
3バックの左に入った長江選手がサイドや裏をカバーすることで、岡本選手が押し込まれるより前で守備を仕掛けられるようになり、サイドで奪ってのショートカウンターも見られるように。
ノジマも選手交代で修正を図りましたが、長野も稲村選手に代えて川船選手を投入。元々流動的だった前3枚を更に流動的にして前線の活性化を図ります。
前半・後半共に局地戦(最近の言葉だとデュエル)が多い試合の中で、特に後半は1対1の勝負で長野が勝つシーンが多くなった気がしました。
激しい試合を何とか耐え抜き、AC長野パルセイロが今シーズン初勝利を本拠地Uスタの年内最終戦で飾ることができました。
試合終了
チーム内でのコロナ流行、カップ戦の好調が嘘のような自滅に近い試合内容など、シーズン序盤は苦しみましたが、ようやくの勝ち点3。特に後半はスコアレスでしたが、内容は監督の意図と選手のパフォーマンスが合致したような上々の出来。これが続けられれば、そう簡単に負けない試合が出来るのではないかと思いました。個人的には後半のシステム、長江選手先発が良いと思うんだけどなあ・・・。
次の試合は皇后杯、栃木県のカンセキで12月18日(日)に浦和と。また浦和と笑。カップ戦、アウェー開幕戦合わせ3度目の対戦。勝ちまではいかずとも何か得て帰ってきて欲しい。そして翌週25日(日)には年内最終戦、アウェーINAC戦。何人かの古巣である首位INAC相手にどんな試合が出来るか。しばらく試合がないのもあり、結果よりは内容を見たい試合。
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