発達障害児と癇癪持ちの子供との食事の現実。
最近発達障害児の子供(妹の子)と関わる事が多くなったので、健忘録として記しておこうと思う。
参考になるかは謎なので、わたしが参考にしているサイトのページを貼ってから経験談を語ろうと思う。
①ご飯の準備
まず8歳の上の子(男の子)は「ご飯だよ」と声をかけると、わざとトミカやスマホ、switchを机いっぱいに載せる。
そして爆音でYouTubeをかける。
が、下手に注意をしたり片付けると、ものを投げ散らかして泣き喚き、手がつけられないので、特に気にせず少しずつトミカをずらしながらご飯を置く。
ちなみに嫌いな食材が自分の皿に乗っていると狂ったように泣くので、好物しかのせない。
(肉、サーモン、ネギなしのトロ、ポテト、チーズあたり)
4歳の下の子(女の子)も真似する時もあるけれど、割とすんなりテーブルの前に座る。
こちらも嫌いな食材が自分の皿に乗っていると狂ったように泣くので好物しかのせない。
(にんじん、ブロッコリー、ポテト、米など上の子よりは食べられるものは多い)
②ご飯を食べださず40分経過
8歳の子は途端にご飯で遊び始める。
時々いきなり何かに取り憑かれたように泣き出し、ナイフやフォークをぶん投げて泣き喚き倒す。
この前サイゼリヤでやられたときは焦った。
これが逆に大好きなマックだと15分くらいは無言で食べている。
が、まんぷくになると奇声を発したりするが、そこまで手に負えない行動はしない。
4歳の子はその時食べたいものだと箸やスプーンを無視して手掴みでご飯を食べる。
無理に指摘すると怒るので、タイミングを見て手を拭いて箸などを持たせる。
お米の硬さが気に食わない&お米に何かタレがかかっていると、めちゃくちゃ怒るのでその時は味付け海苔を巻いて渡すと、狂ったように食べる。
おかずもその時食べないものを食べるように促すと狂ったように泣く。
いらないときは「いらない嫌い」というので私や妹の皿に移動して痕跡を消す。
これも放置すると大変なことになる。
ご飯をひっくり返す。
熱いものは2人ともこちらで冷まして与えないと病院送りになる。
③ようやく食べ出す。
4歳の子がご馳走様をする頃、8歳の子が諦めて遊びながらご飯を食べ出す。
ご馳走様までトータル1時間半はかかっている。
④まとめ
ちなみにお互い幼稚園や学校では、多少我慢して食べている。
その反動で家ではそのストレスが爆発して、多分自分たちでも感情がコントロール出来ないんだろうなと思う。
私はなんだかんだで月の3割くらいしか相手してないけど、大体妹宅に行く日は夜勤明けのせいもあって夜にはぐったりしている。
ちなみに夜まで横にはならない。
電車でうたた寝をする程度なので実質丸2日寝ていないことになる。
しかし離婚前からほぼ1人で相手をしている妹の苦労は計り知れない。
旦那さんはグルメなのでその様子を見て8歳の子を叱りつけていた様子。
この手の子は叱りつけて無理に食べさせると余計に食事ができなくなったり摂食障害になるリスクが高まるらしい。
実際幼稚園の時より今の方がご飯の時間に対して嫌悪感を抱いているなという印象を受けた。
8歳と4歳の子供ってこんなにご飯食べないんかなと思ったけど、友達の子供はそんな事なかったなと思い出したし、3人の女の子のワンオペ子育て経験者である同居人も「しつけが通用しない異常事態」と呟いていた。
自分自身も発達障害だと疑い、自費で色々検査をした事がある。
元母親、元現同居人は
「絶対発達障害じゃない」と断言していたけれど、今、2人を見ていると納得だと感じる。
自分の生きづらさは発達障害ではなく、幼少期の父親や祖母の対応から自分の心を壊れないように守るためのものだった。
それが多分なんちゃって不安障害(今精神科にかかったら確実に名前がつきそう。)を引き起こし、我慢を続けた結果、ストレスが消化器官とリンパに出る状態になったわけで。
発達障害も下手をすれば、末路は私と同じになるんだろうなと感じた。
しかし、行政は発達障害児の教育方法を親に指導したりはしないそうだ。
それどころか、何も教えてすらくれないし、支援級は追加でバカみたいな金額をぶんどる。
地域によるかもしれないけれど、義務教育中の障害児を抱えた親からお金を搾取しその費用を湯水のように使う一部の上層部がいる事が腹立たしい。
私自身も先月からネットを見ながら甥っ子や姪っ子(障害はないかも)と向き合っている。
この現実を誰かに知ってほしくて、そして私の兄弟と同じように大変な人がいたら1人で悩まない社会を作ってほしくて記事を書いた。
正直大変なのは食事だけじゃない。
世話する側もされる側もかなりのストレスを抱えながら暮らしている。
外で泣き叫ぶ男子小学生を見れば、誰だってびっくりする。
幼児ではなく児童だ。
私だってこんな経験してなかったら、びっくりして見てしまう。
でもそういう子もいるんだと知って欲しい。
大した事はできない私の声は小さいが、いつか大きな声に届くといいなと信じている。