Notion で自前のレシピ本を作る
レシピのレイアウト
Notion の「ページ」は、もちろんデータベースもあるが、Note の記事とほぼ同じ見出し、本文、画像などを含む HTML 的なレイアウトを指定できる。
従って、レシピデータベースを作成し、そのフィールドの一つをレシピのページレイアウトにしておけば、完全にデータベースで multi-select のジャンルを使用して自由自在に検索できるレシピレイアウトを作成することができる。
レシピの収集は
まずは、Youtube や ウェブで見つけた情報を
Save to Notion で取り込み、自分のレイアウトに合わせて記述し直し、テンポラリレシピを作成する。ここまではプリントしなくても、デジタルのまま色々試す。
本の作成
独自の材料や調理方法などを追加し、アメリカでも日本でも作れるように工夫して(うちの場合には翻訳のプロセスが加わるが)自分たちが好きなレシピになったら、パーマネントレシピ本用にプリントアウトする。
ここで便利になるのは、
だ。
B5でもA4でもルースリーフバインダーに挟み込み、本を作れてしまう。
何冊か異なるジャンルの本を何冊か作るが、複数ジャンルに該当するレシピは複数ページプリントアウトして、それぞれの本に追加する。日本用とアメリカ用の二冊ずつ作成することも考えている。
このガジェットで、意外なほど穴は綺麗に開いて、本らしくページ同士もずれがなくなるから、作るだけで嬉しくなってしまう。
僕は読みやすくするためにA4に印字するのが好みだ。調理時には
を使う。
これも、これまでやることが多すぎて、方法やデータベースフォーマットなどは確立しているのだが、まとまった作業は後回しになっている。
家内の夏休みが終わり、仕事に戻ったら毎日買い物や料理の実験をできるようになるから第一歩を踏み出せる。
とても楽しみだ。
可能な問題点
最後に自分が見つけた問題点を一つだけ書いておこう。
A4で印字したら、ほとんどの場合1ページに収まるのだが、例外的に表裏プリントアウトが必要なレシピもある。
Notion のページは、見たままを綺麗にプリントアウトできるのだが、改ページ機能だけがこの記事を書いている時点では搭載されていない。
だから、長いレシピはプリント時にプリントレイアウトを見ながら数行空白行を追加してから印字させる手間が必要になるかもしれない。
今のところ1ページを超えたものはないので、それほど大きな問題点にはならないとは思っている。