見出し画像

鉛筆は一生買えない?

ドローイングペンシル

アメリカに出る前には、かなりの本数のドローイングペンシルを持っていたと思う。インクで絵を描く環境がなかったので(タダで手に入る紙はインクが滲んだ)ドローイングペンシルと0.3m、0.5
m、0.7m、0.9mのシャープペンシルを使っていた。全てモノクロだ。

僕が日本に戻ったときには、母の趣味が絵画になっていて、僕のドローイングペンシルは全て母のものになっていた。

母が他界した後、何度クラスを変えたのだろうか、クラスを変えるごとにドローイングペンシルを1セット買い直していたとしか思えないほど無数の鉛筆が家中に転がっていた。

道具箱に溢れる鉛筆

鉛筆の存在にはこだわりがあったので、捨てたくない。かといって、数が多すぎてまとめるのも楽ではないので、大きめの道具箱を購入して鉛筆を入れてみたら、持ち上げるのが大変なほどだった。

高校時代には7B程度のドローイングペンシルを愛用していたが、この鉛筆の山を見ると、好きな鉛筆を買えるような気にならなくなってしまった。

家内も、35年近くの教職で、授業に鉛筆を使うことが多かったので、家の周りにさらに鉛筆が転がっている。

かき集めてきて、少し削ってみたが、HBやB程度のものがほとんどで、芯が細い。 

賽の河原


物を捨てないミニマリスト(捨てずに使い切る)を心ざしている僕は永遠に行き着くことのないゴールを目の前にしている。

50年ぶりに再び筆を取り絵を描く。iPad Pro で。😅どうしよう。💦

友よ、僕は帰ってきた。

サポートしていただいたお金は、Noteでより密接な人の輪を作るきっかけに使わせていただこうと思います。よろしくお願いします。