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のらポス、なおも解体。

詩誌「のらねこポスト」第1号、絶賛発売中です。
少し間が開いてしまいましたが、解体を続けてまいります。
マグロのように。
大間の。

詩、散文をご紹介してきましたが、それらに加えてのらポスには座談会も掲載しています。
創刊号の座談会は「ネガティブな極彩色」というタイトルがついています。
のらポスメンバー4人が、ノーテーマで放談しております。

■myacchi アレクシェービッチの「戦争は女の顔をしていない」が前から話題になってて、さらに「同志少女よ、敵を討て」がベストセラーになっていくっていう流れの中で、ロシアがウクライナに侵攻しましたよね。本屋大賞の授賞式で、逢坂冬馬さんのスピーチがとってもよかったんですよ。ロシアにも戦争反対の声を上げて弾圧されている人がいて、私たちと同じ価値観を持った人もいるっていう。この戦争はプーチンが始めたもので、ロシア人がわたしたちの敵なのではないと。
■源  ロシア語の案内板が隠されたりしたよね。JRかどっかの駅で。ロシア映画の上映会が中止になったりとか。そういう問題じゃないでしょって思うけど。日本にいるロシア人が何したっていうの。

座談会「ネガティブな極彩色」/「のらねこポスト」1

ロシアによるウクライナ侵攻から半年ほど経過した、昨年夏に開いた座談会でした。前半はウクライナ情勢に関する話題から入っています。
昨年の本屋大賞は逢坂冬馬さん「同志少女よ、敵を討て」でしたね。
のらポスの発行が半年も遅れている間に、もう次の本屋大賞の候補が発表される季節になってしまいました。

「宙ごはん」「光のとこにいてね」「#真相をお話しします」など、どれも本屋さんに平積みされていた本ばかりですね。さすが書店員さんたちが選んだノミネート作品、どれも表紙を見ただけで読んでみたくなる本ばかりです。

話がずれました。
のらポスの座談会「ネガティブな極彩色」に戻ります。
メンバーの尚は、こんなことを言ったりしています。

■尚  さっきロシアの先住民族の若者たちの話があったけど、日本の就職氷河期の世代も似たような感じかもよ。安倍晋三を撃った人も氷河期世代でしょ。進学校を出てるのに就職先がなくて自衛隊にも入ってる。この斜陽国家の若者は今後、誰もがこんな感じになっていくのかもしれない。

「のらねこポスト」1

ところで、座談会のタイトルはなぜ「ネガティブな極彩色」なのでしょうか。それは座談会の後半にでてくるお話に関係しています。
ということで、また次回。

のらポス、ご用命の方は以下からどうぞ。

あざざます!

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