定期通販商品の開発~成功と失敗の物語~
定期通販の商品開発って、なんだかキラキラした響きがありますよね。
でも、華やかな裏側には、想像を超える苦労と葛藤があるんです。
今回は、私の定期通販ビジネスにおける商品開発奮闘記をお届けします。
共感してもらえるポイントが沢山あると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
定期通販とは
このnoteで言う定期通販とは「単品リピート通販」のことを指します。
単品リピート通販はある一つの商品を、ネット経由で定期的に購入することを前提とした販売スタイルです。
商品は、定期的に購入が必要となる消耗品(健康食品や化粧品など)が多くを占めています。
そしてそのほとんどが、仕入れを行わない自社のオリジナルブランドやOEM商品などで、「自社のECサイトでしか購入できない特別な商品」という付加価値をつけています。
■メリット
定期通販には、こんなメリットがあります。
お客様の声をダイレクトに反映できる
アンケートやSNSなどを通じて、お客様のニーズや意見を商品開発に活かすことができます中間マージンをカットできる
小売業者を通さないので、利益率を向上させることができますブランディングしやすい
独自の販売チャネルを持つことで、ブランドイメージを自由に構築することができます
■デメリット
もちろん、定期通販にはデメリットもあります。
初期費用がかかる
ECサイトの構築やマーケティング活動など、初期投資に多くの費用がかかります販売力が必要
小売業者に頼らずに自力で販売する必要があるため、販売ノウハウが必要です競争が激しい
定期通販を手掛ける企業が増えているため、差別化できる商品開発が求められます
定期通販~商品開発までのステップ~
定期通販における商品開発を成功させるには、以下のステップを踏むことが重要です。
①ターゲット顧客を明確にする
↓
②商品コンセプトを策定する
↓
③商品開発を行う
↓
④ECサイトを構築する
↓
⑤マーケティング活動を行う
↓
⑥顧客管理を行う
↓
⑦分析をして改善する
■私の場合
私の場合は、以下のような過程を経て定期通販ビジネスにたどり着きました。
サラリーマンとして働きながら、農業ビジネスの手伝いを始める
↓
農業にシフトする目途がついたため、会社を辞める
↓
農業系の企業経営に携わる
↓
その中で、廃棄農作物を利用した商品開発をしようと決意
↓
と同時に、開発した商品を販売する方法を模索
↓
定期通販の可能性に気づく
↓
開発した商品を販売するために定期通販ブランドを立ち上げる
試行錯誤を繰り返し、ようやく定期通販ビジネスにたどり着いたというわけです。
定期通販の商品開発は難しい?
■私がぶつかった最初の壁
定期通販商品の開発を始めた当初、大きな壁にぶつかりました。
それが「ターゲット顧客の明確化」です。
誰に何を売るのかが定まらず、商品開発の方向性を見失いそうになりました。
そこで、SNSやアンケートなどを活用して、潜在顧客を徹底的に調査することに。
その結果、ターゲット顧客のニーズや課題が明確になり、商品開発の道筋がようやく見えてきたのです。
■【実体験】中にはこんな失敗も
もちろん数々の失敗もありました。
中でも印象深いのは「在庫管理の失敗」です。
需要を予測できずに余分な在庫を抱えてしまうのはもったいない。
かと言って、製造の数を減らし過ぎると製造コストが高くなる。
つまり、価格設定を含めた計画は、資金繰りに直結します。
私はそこを見誤った結果、「初期投資」と「運転資金」で困るという状況に陥りました。
この経験から私はデータ分析の重要性を痛感したのです。
今では過去の販売データや顧客データを分析して、需要を慎重に予測するよう心がけています。
■商品を開発する際の注意点
まとめると、商品を開発するに当たって、注意すべき点は以下のようになります。
ターゲット顧客を明確にする
差別化できる商品を開発する
持続可能なビジネスモデルを構築する
顧客とのコミュニケーションを大切にする
データ分析に基づいて改善を続ける
最後に
読んでいただいて分かるように、定期通販の商品開発は、決して楽な道ではありません。
しかし、それだけに成功した時の喜びは格別です。
もし、あなたも定期通販に挑戦したいと思っているなら、ぜひ諦めずに努力を続けてください。
きっと、あなただけのオリジナルブランドを築き上げることができます。
このコンテンツが、あなたの定期通販商品開発への一歩となることを願っています。