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「病気を看るのではなく、人を看る。」看多機にきて「寄り添う」が本当に理解できた気がします。

ご本人の体調だけではない、これまでのことや家族のことにも関わっている感じ。寄り添うってこういうことなんだって、理解できた気がします。

谷口さんは5年間の病院勤務後2022年8月に、菊地さんは5年間の病院勤務後2023年1月にジェネラスに入社しました。20代後半という同年代のおふたりにとって、看護小規模多機能型居宅介護ゆるり・あ(以下、看多機)での仕事のやりがい、魅力についてお話をお聞きしました。


➤ 看多機のお仕事内容を教えて下さい

―― 看多機にどんなイメージをお持ちでしたか?

看多機は、通い・お泊まり・訪問看護・訪問介護を組み合わせたサービスを提供しています。

菊地:私も正直最初はよく知らなかったのですが、看多機はハイブリッドな施設だと思います。新しいサービスでなんか面白そうと思って入社しました。

谷口:私は入所施設だと思っていましたので、看多機については入社してから知りました。

菊地:在宅支援なので、病気を治療するのではなく、病気と共に生きていく状態を見守っていくなかで必要な相談やサポート、報告をします。
私は病院しか経験がなかったので治療以外って何をするんだろう、と思っていました。

谷口:報告が必要な場合でも、次の日や1週間くらい見守ることもあります。経過観察でいいのか悩むところも、二人で相談しながら進めることでよりよい対応ができていると思います。

➤ 多職種のチームで利用者様を支える

―― 病院勤務と看多機の大きな違いは何でしょうか?

菊地:看多機では、今まで通りの生活を続けていくためのサポートをするところに重きをおくところが病院とは全然違うなって思います。
病院だと入院の平均日数が2週間を切ります。でも、ここはお付き合いする時間が長くなり、ご利用者様の生活を見ながら、その人を深く知るようになります。

谷口:仕事そのものに難しいスキルが必要ではないのですが、24時間の生活を見守る中で様々な業務があります。
看護師と家族の連絡ノートを書いたり、通いの送迎の準備をしたりします。
病院では長期間同じ患者さんを看ることはありませんが、一年以上同じ利用者様と関わることで、その方の異常が突発的なものか、よくあることなのかがわかるようになりました。アセスメントの段階が変わったということです。

―― 病院のような医療処置はほとんどないのですか?

谷口:看多機でも結構看護しているなとか、医療しているなとは思いますね。指示があれば点滴もするので、入院時とほぼ同じぐらいの治療ができている時もあります。

菊地:看護師って、しばらく採血や点滴などをやっていないとうまくできなくなることがあるんですけど、ここでは医療処置があるのでそういった不安はないですね。

―― 他の職種のスタッフとの連携やコミュニケーションは?

菊地:すごくよく取れていると思います。
併設の訪問看護ステーションがあって、訪問から戻ってきた看護師さんや理学療法士さんが事務所にいるので、自分の専門外のことで迷った時でもひとりで悩むことはないので安心です。
ケアマネジャーさんもいるので、多職種で利用者さんを支えているって感じですね。

谷口:病院では医者が判断しますが、ここでは看護師が判断する立場になることがあります。在宅の先生方はしっかり話を聞いてくれますので、判断に迷ったときは電話するようにしています。
報告するとオンラインで診療していただけて、小さなことでも気軽に相談できます。

定期的なミーティングも行います。

➤ お仕事のやりがいについて教えて下さい

―― 看多機での仕事を通して良かったと思うことは何ですか?

谷口:利用者さんとお茶をする時間があったり、一緒に新聞を読んだり、テレビを観たり、一緒に生活するように過ごすのは楽しいです。

菊地:一緒に穏やかに生活する感じ。
自分が子育てでバタバタしているので、逆にここ(看多機)に来るとほっとします。「ちょっとお話ししましょう」と声かけることも仕事ですので、ストレスにはならないですね。

―― ご利用者様とどんな話をされるんですか?

谷口:若い頃のお話、ご家族やお子さんの話とかですね。
凄いお仕事をしてこられた方や、素敵な趣味をお持ちの方、今でもオシャレを楽しみたい方とか、そういう利用者様の話ってすごく勉強になります。
病院では治療や症状を和らげるための質問をしていましたが、今は悩んだり困ったりしていることを聞くようになりました。人によって話しかけ方も違うし、そういったことをより考えるようになりました。

菊地:カルテには書かれていない利用者様のことも、話の中で知れるのが面白いです。ご本人の体調だけではない、これまでのことや家族のことにも関わっている感じ。そこにやりがいを感じています。
言葉で説明するのは難しいですが、病気を看るのではなく、人を看る感じでしょうか。
ご利用者様をよくみて、こちらのペースを押し付けないようにしています。寄り添うってこういうことなんだって、ここに来て理解できた気がします。

季節の行事を一緒に楽しむのもお仕事です♪

➤ 仕事とプライベートの両立を教えて下さい

―― ライフワークバランスはうまく取れていますか?

谷口:はい。無理のない仕事を探してここに辿り着いたので、家で過ごす時間がだいぶ増えました。朝ゆっくりできるっていうのも助かります。

菊地:ライフスタイルに合わせて時差出勤ができるというのが、この会社のいいなと思うところです。私はちょっと早めに出勤して早めに帰らせてもらっています。今は残業もほとんどないです。

―― プライベートで楽しんでいることはありますか?

谷口:都会暮らしを楽しんでいます(笑)。
私たち2人とも出身が田舎なんです。私は兵庫県のだいぶ山の方で育って足は丈夫なので、どこでも歩いて遊びに行きます。あとは基本インドア派なのでSwitchのゲームをすることも多いです。

菊地:私は長野県ですが、鶴舞エリアは栄えているので楽しんでいます。
行列のできるパン屋さんやカフェに行ったりしています。あと地下鉄鶴舞線は他の路線に比べて空いているので、それも強みです。
平日に休みが取れるので、子どもが保育園に行っている時にエンジョイしています♪

―― 最後に、転職を考えている方に一言メッセージをお願いします。

谷口:ご高齢者さんとのお話が好きな方とか、利用者さんと寄り添える穏やかな人は看多機の職場には向いているかもしれないですね。
利用者さんのゆったりとしたペースに合わせられるような方がいいかもしれないですね。
あと、技術的にそこまで難しい処置がないので経験が少なくても大丈夫ですよ。周りに相談できるので、心配しないでくださいね。

菊地:子供が発熱したときに帰らせてもらえる、困ったときはお互い様っていう雰囲気もありますので、そういった不安のある方も安心して働ける職場だと思います。

職種、年齢も様々な職員が一緒に働いています!

そんなジェネラス職員のチームプレイ、実際に働いている様子を見てみたい!在宅の看護・リハビリってどんな仕事…?など興味を持っていただいた方には1日体験会も随時開催しています!
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