#99 AIビギナーの文系社員が社内でChatGPTセミナーを開く話①
おはようございます。
2営業日後に『生成AI活用法』セミナーを開催するアヒルです。今回で99投稿目、王騎将軍が労いに来る頃ですかね。
社内でChatGPTセミナーを開催する日が近づいてまいりました。
自分の会社はあまりDX界隈に明るくないので、生成AIを利用する人も多くありません(それでも少しずつ増えてきました…!)。
そんな中、今週社内の何人かに向けて、生成AI講座、中でもChatGPTについてその活用法を紹介するセミナーを開くことになりました。
これでうまくいけば、より多くの社員に向けて発信することもあるかもしれません🔥
そろそろ資料を完成させなければならないので、この場で色々整理しながら進めていこうと思います。
生成AIを触ったことがない方に向けて、文系3年目社員であるアヒルがセミナーで伝えようとしていることを、今回と次回の2回にわたって整理します。
前半部分では、そもそも生成AIとはなんだ?ということについてまとめていきます。
生成AIとは?
そもそも論として、生成AIとは一体何なのでしょうか。
概要
すごくざっくり説明をすると、生成AIとは
大量のデータを学習し、新しいコンテンツを「生成」するAI
業務効率化やクリエイティブな支援が期待できる
といった特徴を持っています。
人工知能技術の一分野であり、テキストや画像、音声、ビデオなどの新しいコンテンツを、自動的に生成するAIシステムのことを指します。
ChatGPTやDALL-Eなんかがその代表格であり、自然言語生成や画像生成など、様々な応用が期待されています。
身の回りのAI
生成AIサービスやツールを利用していなくても、もう身の回りに生成AIは溢れています。
例えば、Googleで検索をしたときに出てくるAI Overview(旧SGE)。
検索結果をまとめてくれるので、いくつかサイトを巡る必要がなく、欲しい答えをすぐに得ることができる便利な機能です。
AIの歴史
軽く、AI(人工知能)の歴史について振り返ってみます。
"AI"という言葉が最初に出てきたとされているのは、1956年のアメリカのとある学会。1956年というのは、桑田佳祐や長渕剛が生まれた年ですね。
ここで、人間と同等もしくはそれを超える知能を持つ、"人工知能"を作ろうぜ的なムーブが起こります。
その後大量のデータを学習して予測を立てる機械学習、さらに人間が指示していないところまで読み取って識別や判断をしてくれる深層学習へと進化し、そこから発展して新しいコンテンツを生み出す「生成AI」が登場してきました。
ChatGPTとは?
そんな生成AIの中に、2022年秋頃からめちゃんこ話題となったChatGPTというツールがあります。
ChatGPTとは、
OpenAIが開発した対話型AIチャットサービス
GPT-3.5/4/4o…といった言語モデルで対話をする
実力:米国司法試験に余裕で合格
こんな特徴を持つAIサービスです。
文章が生成される仕組み
では、ChatGPTはどのようにして文章を生成するのでしょうか。
キーワードは、大規模言語モデル(LLM)。
言語モデルというのは、テキストデータを学習し、テキストの次に来る単語の確率を予測して文を生成するAIシステムのことです。
たとえば、
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは」に続くフレーズの確率が以下だとしたら、一番高い確率のフレーズが採用されるというわけです(そうでない場合もあるみたいですが)。
だから、
生成AIに正しい答えを求めてはいけないんです。
生成AIは正解を出してくるのではなく、
その質問に一番ふさわしそうな回答を類推して出してきます。
調べものにChatGPTを使うこともありますが、結局それが正しいのかどうかは、我々人間が自ら確かめる必要があります。
次回予告
今回は、生成AIのそもそも論についてまとめました。
1番伝えたかったのは最後のところで、生成AIの言ったことをまるまる鵜呑みにしてはいけないよということだけ伝わればいいなぁと思っています。
次回は、じゃあ実際ChatGPTをどう使うのがよいか、活用方法について具体例を挙げながら整理したいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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