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#100 AIビギナーの文系社員が社内でChatGPTセミナーを開く話②

おはようございます。



1営業日後に『生成AI活用法』セミナーを開催するアヒルです。継続が力になってる感はあります。


昨日から、ChatGPTセミナーを開くための準備として、セミナー内容のまとめ作業に入っています。

前回は"生成AIとは"という観点でまとめました。


今回はもっと実践的な、ChatGPTの使い方やコツについて整理します。

もし自分と同じように、
生成AIの社内普及的なプロジェクトに巻き込まれてしまったものの、何から説明すればいいかわからないといった方がいらっしゃれば、この投稿が参考になると幸いです。



ChatGPTの使い方



ChatGPTを使い始めるにあたって、その使い方は大きく2つあると思っています。

❶ChatGPTにやってもらう
❷ChatGPTに教えてもらう

です。


❶ChatGPTにやってもらう


1つは、ChatGPT自体に作業を実行してもらうというもの。
以下にいつくかのパターンに分けて例を挙げます。


ケース1:文章を生成・要約・添削してもらう

・電車が遅延して出社が遅れる旨を上司に伝えるメールの文面を考えて。申し訳なさそうに。

・会議内容について、要点・課題などを箇条書きでわかりやすくまとめてください。

・以下の文章を正しい敬語にしてください。

自分はよく、仕事でのチャットの内容を丸投げして、「何が起きてるのか整理して」「結局自分は何をしたらいい?」などと聞きます。

タスクの整理によく使います。


ケース2:案を出してもらう

・メルマガの内容をもとに、開封率があがるようなメールタイトルを考えてください。

・50代の男性をターゲットにしたかき氷のフレーバーを10個考えてください。


ケース3:ファイルの編集・データ分析をしてもらう

・このPDFの5ページ以降を削除してください。

・2つの表のA列を比較して、共通する値がどれかおしえて。

・売上の推移です。この調子で増加していくと、いつ頃1億になると予測できますか?


画像の読み込みもバッチリで、どんなファイル形式にも対応しているので使い勝手は抜群です。

テキトーな分析


大変な作業やちょっと億劫な作業を前にして、少しでも手が止まるようならAIにやらせてみましょう。

なにか難しいことをしようとする必要はなく、
ちょっとめんどくさいからChatGPTにやらせちゃお〜くらいの軽い気持ちのほうが始めやすいと思います。


❷ChatGPTに教えてもらう



今度は、ChatGPTに教えてもらって自分が作業するパターンをご紹介します。

ケース1:わからないことを聞く

・ExcelでA列の数字だけを削除する方法を教えて。

・専門用語が多すぎてわからないから小学生にもわかるように説明して。

2個目はシステムベンダーとのやり取りで助かる



ケース2:おすすめツールや使い方を教えてもらう

・プロジェクト管理に最適なツールはありますか?

・PowerAutomateでCSVをExcelに変換するフローを教えて。


ケース3:理想から具体的な手順を導く

・URLからWebページのタイトルを抜き出したいんだけど、関数でできない?

・マクロを実行していると、他のExcelを同時に使えなくなります。何とかなりませんか?

やり方のイメージはまだ湧かないんだけど、こういうことやりたいんだよねぇという悩みも、ChatGPTが解決してくれます。


ここでは主に、漠然とやりたいことを伝えて、手順化してもらうという使い方をおすすめしました。

こんなことやりたいんだけど、どんな方法があるかな?と放り投げてみましょう。
帰ってきた答えを壁打ち・深掘りしていくといい案が浮かぶかもしれません。


プロンプトのコツ



プロンプトとは、AIに与える指示文であり、生成される内容を大きく左右する重要な役割を果たします。

次のコツを踏まえると、
AIに意図を理解させ、理想的なアウトプットを生み出すことができます。

  • 指示を明確に

  • 条件を細かく指定

  • やりとりを重ねて精度を上げる



イメージとしては、AIも人間も同じです。人に言っても伝わらないような指示は、AIにも伝わりません。

だいたいこの形式


整理し順序立てて伝えることで、より理想に近い回答を得ることができます。


まとめ



ChatGPTを効果的に使う方法をまとめました。ただもちろん、ここに書いたものが全てではなく、多種多様な利活用の仕方があると思うんです。

生成AIをより身近に感じてもらえるようなセミナーにしようと思っているので、こんなのも入れてみたら⁉︎というご意見も募集しております(*´-`)

引き続き、生成AIの社内普及や最新モデルについてアンテナを張って発信してまいります。


お読みいただきありがとうございました!

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