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【全部AI】ここまで再現!ASMR動画制作完全ガイド[MidJourney、Kling、ElevenLabs]

このNoteでは、MidJourney、Kling、ElevenLabsを組み合わせて、AIが生成するASMR動画の作成手順を徹底解説します!!!

画像生成から動画生成、編集、音声効果の追加までの全プロセスを詳しく書きました!
このNoteを読めば、最新AIを活用した次のようなASMR動画を誰でも作れるようになります!



1. MidJourneyで「ラーメンを食べている人」の画像を生成


まずはMidJourneyで以下のようなラーメンを食べている人の画像を生成します。
私はYouTubeの配信者っぽい感じ+見てるとお腹が空く画像をイメージして生成しました!(ビールはなくてもいいです!私の趣味です)

口元だけじゃなく、顔全体が見えていても◎

1-1. 画像生成手順

Midjourneyには「Discord」を使用する場合と、MidjourneyのWebサイト上で使用する場合の2種類があります。
今回はWebサイトで使用する場合の手順を説明します。
(Web版のほうが見やすい気がするので、私はいつもWeb版使ってます!)

MidJourneyのWebサイトにアクセスし、アカウントにログインします。
②トップページから「Create」ボタンをクリックします。
③上部のテキストボックスにプロンプト(呪文)を入力します。
④入力後、送信ボタンをクリックすると画像生成が開始されます。

プロンプト例(コピぺOK!)

Realistic photo, girl eating ramen noodles with her mouth full of ramen noodles, a large amount of ramen noodles in front of the girl, beer next to the girl. Fingers are bringing a small amount of noodles to her mouth with chopsticks with anatomical precision. --ar 16:9

日本語訳

リアルな写真、口いっぱいにラーメンを頬張る少女、少女の前には大量のラーメン、少女の隣にはビール。指は解剖学的に正確に箸で少量の麺を口に運んでいる。

テキストボックス内にある画像参照マークをクリックして画像をアップロードすることにより、よりクオリティが高く、自分のイメージ通りの画像を生成することが可能です!

1-2. 注意点(画像のクオリティチェック)

生成画像で次のポイントをチェックします。
• 指が5本あるか(←超重要)
• 箸の持ち方が正しいか(←超重要)
• ラーメンを箸で持ち上げているか(←まあまあ重要)

生成した画像の指が5本のままだったり箸を二刀流していたりすると、そのまま動画に反映されてしまいます!
なので、この画像生成時のクオリティチェックは超重要ポイントです!

間違ってホラー画像ができてしまった場合は、プロンプトに詳細情報を追加したりするといい感じに画像が生成されます。

指に問題がある場合、プロンプトに以下を追加して調整しても◎

correct hand anatomy, proper chopsticks usage, realistic noodle holding.


2. Klingでimage-to-video生成


2-1. 動画生成の設定

KlingのWebサイトにアクセスし、アカウントにログイン後、MidJourneyで生成した画像をKlingの1.6にアップロードします。

②プロンプトを入力します。

プロンプト例(コピペOK!)

[Camera movement]: Fixed
[Establishing scene]: Dexterously bringing noodles to mouth with chopsticks.[Other details]: Eating the noodles while slurping them several times.


プロンプト解説


• Fixed:カメラの動きを固定。
• Dexterously bringing noodles to mouth with chopsticks.:箸で器用に麺を口に運ぶ。
• Eating the noodles while slurping them several times.:麺を何度もすすりながら食べる。

2-2. おすすめ設定と生成動画


Relevanceを最大に設定することで、プロンプトを指示通りに近づけつつ、AIが自然に生成してくれます!
よりプロンプトの指示が反映されやすくなります👀

ここまで設定が終わったら、『Generate』ボタンをクリックし、動画を生成し、動画をダウンロードします。


3.CapCutで動画を編集


Kling1.6で作成した動画をさらに磨き上げるために、今回は無料ソフトのなかでも動画編集界隈で話題のCapCutを使用します。
自分が普段使用している動画編集ツールでも大丈夫です!

3-1. 動画をアップロード

『新規作成』ボタンをクリック。
Klingで作成した動画ファイルをCapCutにアップロードし、編集します。

3-2. トリミング

不要部分などをカットして、いい感じに。


4. 音声効果(SE)の追加


4-1. SEを用意する

今回使用したのは、動画から効果音を生成できる登録不要無料AIツール『ElevenLabs』です。
このAIツール、なんと動画をアップロードするだけでAIが自動で効果音を生成してくれる神ツールです!

①上記サイトにアクセスし、画面中央のエリアをクリックし、動画ファイルをアップロードします。

②数十秒程度待ったら音声サンプルが4つ出来上がるので、気に入ったものがあればダウンロードボタンをクリックします。
これにより、効果音が追加された動画が出来上がります。
気に入ったものがなければ、何度かガチャして生成をやり直しましょう!

※ガチャできる回数が決まっているみたいなので、制限が来たら少し時間を置きましょう👀
たしか3600回だったような気がしますが、ご存じの方がいれば教えてください・・・!

4-2. 音声を動画に重ねる

ElevenLabsで生成した効果音付き動画と、先ほどKlingで生成した動画を合わせていきます。

①CapCutで効果音付き動画をアップロードします。
アップロードした動画を右クリックし、動画と音声を切り離します。
※切り離した音声は使用し、残った動画のほうはいらないので削除しておきます。

②動画に合わせて音声をカットし、いい感じにします。
③咀嚼音を際立たせるために音量を調整します。音量の上げすぎに気を付けましょう。


5. ASMR動画の完成

以上の手順で制作した動画がこちらです!
お腹が空く飯テロ動画が完成しました。


AI技術の最前線で生まれた新しい表現

今回完成したASMR動画は、ここ1年間で進化したAI技術を存分に活用した、まさにその最前線を体感できる作品です。以前は静止画やシンプルな動画生成が中心だったAI技術も、 MidJourney の高精度な画像生成、 Kling によるリアルな動きの付加、そして ElevenLabs の音声生成を組み合わせることで、「視覚」「聴覚」「リアリティ」が一体となった映像作品へと進化しました。

特に Kling 1.6 を活用することで、手の動きや麺をすすり上げるモーションがここまでリアルに表現できるようになったのは、大きな進歩です。こうした細かい部分の再現性や、場面転換の自然さは、昨年のAI技術では実現が難しかったところ・・・。
それが今ではこんなに滑らかに表現できるようになりました!

この生成AI動画は、 「最新のAI技術でどこまでできるのか?」 を知るうえで、ひとつの指標になると思います。
AIツールをもっと活用してみたい方は、ぜひこのプロセスを参考に、独自のASMR動画づくりにチャレンジしてみてください!


これからも動画生成の限界に挑戦します

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