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わたしたちの問題としてのハンセン病
(NPO現代座レポート2003年発行号より)
日本のハンセン病患者は長いこと、「らい予防法」という法律によって強制収容され、終生家族のもとに帰ることができませんでした。
また、断種、堕胎が強制され、ほとんどの人に子どもがありません。
ハンセン病問題は、実は病気の問題ではなく、憲法によってさえ国民の人権を守ることができなかったという国策と日本人のあり方を問う問題です。
1996年に「らい予防
特定非営利活動法人NPO現代座とは
NPO現代座は心をつなぐNPOです。
NPO(特定非営利活動法人)活動とは、お金の力でも、行政の力でも実現できないけれど、人が生きていくためにはどうしても必要な事業を、市民自らの意志で実現させる活動を言います。市民による環境保護活動もその一つです。
不安な事件が起こるたびに、マスコミも政治家も教育者も「心を大切に」と主張しますが、心をつくり、心を育て、心をつなぐ文化はマスコミや政治や行政